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99.9%は仮説 思い込みで判断しないための考え方 感想☆☆☆☆ 竹内薫 光文社 科学的と見られていたものも、実は「仮説」ばかり。 事実に近いと思われている「白い仮説」と、 あいまいな「黒い仮説」の間をゆれうごくことが多いので、 全ては仮説、という自由な立場からの発想しましょう、という本です。 科学もじつはけっこう間違っている、ことがわかるテーマですが、 極限状態になると、あいまいな部分が多いんですね。 人気blogランキング ご協力お願いします! ★過ちの真実の歴史 飛行機がなぜ飛ぶのか、本当は分かっていない、という、なかなか衝撃的な出だしで始まります。 そして、天文科学の歴史の中で、 人間がいかに間違った仮説に縛られていたのか、 ということを紹介しています。 地動説を唱えたコペルニクスも、 神が世界をつくったということを信じていたので、 惑星の軌道は円と間違えていた、と。 そして、神の不手際ともいうべき楕円であることを示したのは ケプラーを待つしかなかった、と。 真実と考えられていたことが、一転して間違いと分かる例が、 大脳の前頭葉を削除してしまうロボトミー手術など多数紹介されています。 ★仮説同士の戦い ここで、だから事実をはっきり見ましょう、と言わないのが、 この本のいいところ。 「裸の事実などないのです」 といい、常識に縛られることが常であることを示しています。 「古い仮説を倒すことができるのは、 その古い仮説の存在に気づいていて、 そのうえで新しい仮説を考えるこができる人だけなのです」 といい、仮説には仮説で対抗するしかないのです」 と述べて、仮説の戦いであった 科学史・科学哲学史の分野の話をまとめています。 「科学革命」という考え方が、非常に上手に要約されていました。 ポパーやクーンのめちゃくちゃ長く、教養が試される本 (科学も歴史も哲学も分からないと科学史は分からないので、 ハードルが高い学問だと思います) のエッセンスが一言にまとまった、とても便利な本で、 ベストセラーになるのも、読んでみてよく分かりました。 (゜O゜)科学はすべて近似 アメリカの物理学者ファインマンの言葉 「科学はすべて近似にすぎない」ということで、 本当に真実にたどり着くことはない、ということを示していました。 で、この本のタイトルの種明かしでもあるんですね。 光文社の新書は最近、なかなか売れ行きがいいですが、 こういう配慮が丁寧だからだと思いました。 読んでいただきありがとうございました! ブログを読み終わったら、ポチッとクリックを! |
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私はこの本を読んだときに、なんて当たり前なことを書いているんだ、と思ったんですけど、一般的にはどうなんでしょうね。 |
54のパラレルワールド 2006/03/24 17:50 |
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