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help リーダーに追加 RSS 戦術と指揮  勝利の原則は9つ

<<   作成日時 : 2006/04/04 21:09   >>

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戦術と指揮
 感想☆☆☆☆☆ 松村 劭  PHP文庫
 十年くらい前に文芸春秋から単行本で出ていて、
 「元自衛隊参謀のバトル・シミュレーションを読んでみたい」
 と思っていましたが、手にはいりませんでした。
 ところが、先日、PHP文庫として出版されていたことを
 偶然知り、ついに読みました。
 戦術の説明ですが、
 人を動かす人には必読です。
  
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 ★勝つための九つの原則
 戦術と指揮著者は元自衛隊作戦参謀で、まさに戦術のプロ。
 「戦いに勝つための原則」として九原則を挙げて、
 戦術の基本的な考え方を示した後、
 著者自身が考えた60の戦術シミュレーションに
 取り組む流れになっています。
 が、このシミュレーションがなかなか難しく大変です。
 でも、このシミュレーションの原則を知っていると、
 歴史小説(特に戦争を扱うもの)などがぐっと深く理解できますし、
 ビジネスの場でも応用がききそうな内容が詰まっていました。
 元日本陸軍参謀が主人公になっている
 山崎豊子さんの「不毛地帯」などは
 ぜひ再読したい気持ちにさせられました。
 シミュレーションゲームの攻略本にも応用できるかも知れませんが…

 ★勝つための九つの原則
 国などが外交・経済などのレベルで戦う政略、
 軍隊の配置など全体的なレベルで戦う戦略、
 そして個々の戦闘の技術としての戦術。
 この一番、具体的な戦術の入門書ですが、
 類書がほとんどありません。
 シミュレーションは川の渡り方など非常に具体的です。
 そして、ここにも大原則がしっかりとありました。
 一問一答形式の後、
 実際の戦争の仮想シミュレーションになりますが、
 こちらはさらに情報量が多くなって、難問ぞろいという感じです。

 (゜O゜)目標の原則
 9つの原則の最初にくるのが「目標の原則」。
 『「今しようとしていることの目標は何か?」をつねに見つめることが、
 戦術でもっとも大事なことだ

 とまで断言しています。
 これは、いろいろなビジネス書がミッションとか夢などの言葉で
 示していることにピタリと当てはまるような気がします。
 やっぱり戦争という極限状態に必要な知恵は、
 日常生活でもぴたりはまってくるものだと思いました。

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コメント(2件)

内 容 ニックネーム/日時
「戦術と指揮」、面白そうですね。

極限的な状態になると、ロジカルでないと生きていけません。

逆説的ですが、北朝鮮は酷い国ですが、それなりにロジカルな戦術と指揮を行っていると思います。

そうでないのは、日本。
そして日本人。

普段の生活も、戦術的に動きたいと思いますが、そうならないので、みんな回りに流されていくのでしょうね。
タツ
2006/04/05 13:08
タツさんコメントありがとうございます。
本の中で、
著者自身も戦術・戦略という視点がない
日本の問題点に触れていました。
外交政策も不調な内閣では、
如何ともしがたいのかもしれませんが…
せめて日々の暮らしは
戦術的なものを活かしたいと私も思いました。
ハムりんの読書
2006/04/05 18:32

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