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白洲次郎 占領を背負った男 感想☆☆☆ 北康利 講談社 白洲次郎は 戦後、日本を独立へ導いた吉田茂首相の懐刀として、 あるいはエッセイスト白洲正子の夫として知られています。 戦後日本の混乱期をダンディに生き抜いた男と聞きましたが、 実はよく分かりませんでした。 この「白洲次郎 占領を背負った男」では 生い立ちから晩年まで白洲の生涯を丁寧に紹介しています。 「山本七平賞」受賞作品だそうです。 人気blogランキング ご協力お願いします! ★英国留学が転機に 兵庫県芦屋の豪商の家に生まれた白洲次郎。神戸一中を卒業後、親の援助も得て 英国・ケンブリッジ大学に入学。 しかし、親の会社が倒産したことを機に、 日本に帰国し、英語を生かした商売につき、 正子とも知り合う。 そして、正子の実家を通じて、英国大使だった吉田茂を知る。 戦後の混乱期、吉田の代わりに、GHQとの交渉に臨む… というのが簡単なあらすじです。 生き方としてカッコイイ、 というような記述をよく読む人ですし、 この本でも手放しで礼賛しています。 ★側近政治だったのでは タフな感じの人で、 GHQ幹部といろいろやりあったり、 貿易を重視した通商産業省を整備したり、 東北電力会長として只見川電源開発を進めたり、 といろいろな功績を残しています。 「プリンシプル(原則)が大切だ」 という話をよくされたように、 白洲の骨太な生き方をしています。 でも、吉田の側近だからできたような印象を どうしても持ってしまいました。 恫喝の側近政治、という非常にいやらしい面が 感じられるのですが、そのあたりはあまり書き込んでいません。 吉田に対しても評価が分かれるように、 白洲も評価が大きく分かれるような気がします。 ★ダンディに遊ぶ むしろ、豪快に遊びぬいた話が楽しいです。 現代のお金で三千万近くの仕送りを貰っていた英国時代とかは ブガッティという高級車で走り回っていた、とか。 このクルマ好きは晩年まで続いていて、 暴走おじいちゃんぶりがよく分かります。 こういう異質な人が突如、必要となった 敗戦直後の空気がよく感じられる本でした。 追記(2006/7/22) 白洲自身の言葉が読める 「プリンシプルのない日本」が 文庫になり、読んでみました。 リンク先で紹介しています。 『白洲次郎 占領を背負った男』のブログを 読んでいただきありがとうございました! 読み終わったら、ポチッとクリックを! |
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北康利「白洲次郎 占領を背負った男」(講談社)
北康利「白洲次郎 占領を背負った男」(講談社)を読了。個人の伝記は、どうしてこうなるのか。 ...続きを見る |
本の虫 2006/05/24 20:14 |
白洲次郎 占領を背負った男
最近、白州次郎の関連本が人気だ。 戦後日本の復興を吉田茂の側近として支えるも、自らは決して表舞台に立たない清廉さが受けているのかもしれない。 ...続きを見る |
日々の書付 2006/09/02 22:00 |
| 内 容 | ニックネーム/日時 |
|---|---|
TBありがとうございます。 |
本の虫 2006/05/24 20:17 |
こんにちは。 |
タツ URL 2006/05/25 21:05 |
本の虫さん、コメントありがとうございました。 |
ハムりんの読書 2006/05/26 18:08 |
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