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help リーダーに追加 RSS 他人を見下す若者たち 若者だけではないぞ、見下すのは

<<   作成日時 : 2006/05/07 16:38   >>

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他人を見下す若者たち
 感想☆☆☆ 速水敏彦 講談社
 「他人を見下す若者たち」とありますが、
 実は日本社会全体がそうなっていませんか、という話。
 老人たちも見下している、という指摘がそこここに出てきます。
 ただ、見下し方を四種類に分けると、
 その種類が若者と老人では違う、というだけ。
 帯のマンガがとても個性的な本ですが、
 内容的にはまじめな教育学者の本で、
 なぜ売れているのか、ちょっと分からない感じです。
 (タイトルと帯の功績は大きいと思いますが…)

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 ★根拠なき自信
 他人を見下す若者たちあまり聞きなれない言葉を使っているので、
 とっつきにくいのですが、
 さほどむずかしい内容ではありません。
 教育や貧富の違いなどが原因で、
 時代の変化に伴って、感情表現が変わってきた、そうです。
 他人を思いやる悲しみの感情が減って、
 自分の些細なことが原因となる怒りの感情が増えた、という流れで
 その原因を考えましょう、というのがこの本の内容になります。 
 2つのキーワードがこの本のポイント。
 「仮想的有能感」という「自分は他人に比べてエライ」と言う感覚で、
 これこそ、他社軽視、人を見下す根拠ですが、
 これは過去の経験などに基づいたものではありません。
 残りは「自尊感情」といって、自分に対する信頼です。
 で、この2つの感覚を、組み合わせて四つに分類したのが
 「全能型」「仮想型」「自尊型」「萎縮型」です。
 このうち、仮想的有能感がプラス、つまり見下すのは
 全能型と仮想型ですが、
 全能型は老人、仮想型が若者、ということです。
 (この表は162ページにあって、この本はこの表で十分)
 
 ★対策としては
 で、この見下すことをやめるためには、
 しつけの回復 
 自尊感情を強化する
 多くの人たちに直接触れ、実際に自由にコミュニケーションできる場を増やす

 の3つを提案しています。
 こういう若者が増えた背景として、
 子供の頃から自由で評価があまい教育を受けたことや
 インターネットなどで他人の評価をあまりうけなくなったことを
 あげているからですね。
 主張が弱い感じのこういう本からも、
 「ゆとり教育の見直し」が指摘されてしまうとは
 なかなか意外な結論でした。

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コメント(2件)

内 容 ニックネーム/日時
トラックバックありがとうございます。
躾の重要さを最近見にしみています。

また、他の記事も読ませていただきます。
ひなみっくす
URL
2006/09/29 00:31
コメントありがとうございました。
しつけは伝統の知恵なんですね、
と実感する本でした。
ハムりんの読書
2006/10/01 21:04

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