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<<   作成日時 : 2006/07/22 17:02   >>

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プリンシプルのない日本
 感想☆☆☆ 白洲次郎 新潮社
 白洲次郎自身のエッセー集と座談会。
 「白洲次郎 占領を背負った男」を先日読みましたが、
 今度は、本人自身のエッセー。
 「プリンシプルのない日本」は
 その中でもかなり長めで、
 日本人に必要なものはプレンシプル
 「原則とでもいうのか」ときちんと訳していませんが、
 行動の指針の必要性を主張しています。

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 ★戦後の日本についてあれこれ
 プリンシプルのない日本吉田内閣の側近として、
 サンフランシスコ条約での話があるほか、
 東北電力会長としての経験など書いています。
 ちょっと傲慢なところがある人ですが、
 当時の政治に対する悪口というか、
 率直な批判はなかなか楽しめますし、
 天皇や憲法に対しても
 しっかりした距離感があります。
 昭和天皇が戦犯の合祀を機会に
 靖国神社参拝をやめた、というようなメモが
 最近、報道されました。
 テレビや新聞のコメントの中には
 「天皇が参拝していないのに、
 大臣が参拝するなんて」
 という身分制度容認のような発言もあって、
 今の政治評論家の軽さといい加減さが
 悲しいくらいに分かってしまいました。
 (まるで聖徳太子の時代の発言、と思いましたが、
 当時は天皇という言葉はありませんでしたね)

 ★憲法へのスタンスも
 日本国憲法に対しても
 自ら制定に関わった白洲だけに
 「そのプリンシプルは実に立派である
 と評価は高いんです。
 「戦争放棄の条項などその圧巻である
 と絶賛しています。
 「押しつけられようが、そうでなかろうが、
 いいものはいいと率直に受け入れるべきではないだろうか

 ともいっています。
 制定の手続きよりも中身を評価した、ということでしょうか。

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コメント(2件)

内 容 ニックネーム/日時
白洲次郎、この、2‐3年でいろんなところで本がでていますね。

今度読んでみます。

応援!
タツ
URL
2006/07/25 12:56
タツさん、コメントありがとうございます。
白洲次郎はなかなか面白いです。
癖がある人ですが、見識はやはりとても広くて、すごいです。
ハムりんの読書
2006/07/25 21:08

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