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靖国問題 感想☆☆☆☆☆ 高橋哲哉 筑摩書房 夏、正確に言うと8月15日に 小泉総理大臣になってから、 ここ数年騒ぎになり続けている「靖国問題」。 自民党総裁選、つまり総理を選ぶこの夏は もっと騒がれることでしょうね。 谷垣さんも靖国の話をしていましたし。 昨年のベストセラーを遅ればせながら 読んでみましたが、これはオススメ。 いわゆる「靖国問題」の問題点が 実によくまとまっています。 新聞記事をいくつも読むよりも、 この本1冊をオススメします。 人気blogランキング ご協力お願いします! ★いくつもの問題がある 「靖国問題」のとらえ方の特徴として、「感情」「歴史認識」「宗教」「文化」「国立追悼施設」 の5つに分けたことがあります。 要点だけをまとめてしまえば、 「感情」では 「戦死の悲しみを喜びに、 不幸を幸福に逆転させる「感情の錬金術」」。 「歴史認識」では、 A級戦犯合祀問題はその一部に過ぎなくて、 「日本近代を貫く植民地主義全体との関係が問われるべきだ」と。 「宗教」では 「靖国神社を「非宗教化」することは不可能であること」 「文化」と「国立追悼施設」では 靖国神社が、死者を弔う日本独自の文化のようにいっても、 「「文化」を超えた国家の政治的遺志」に靖国神社が基づくこと。 となり、結局は「施設を利用する政治」が問題であることを 端的に示しています。 具体的な部分も多くて、参考になりました。 ★A級戦犯問題は 一つの見識だなあ、と思ったのは、 A級問題合祀問題に距離を置いている点です。 「A級戦犯に主要な戦争責任を集中させ、 彼らをスケープゴートにする」 ことで戦争責任が不問になってしまうのではないか、と。 天皇ばかりでなく、 戦争を止められなかった政治家、メディア、 そして、黙ってしまった国民の責任を A級戦犯に押し付けてしまって 忘れてしまうのが本当にいいのかどうか。 平和を考える場合には、大切な視点のような気がしました。 『靖国問題』のブログを 読んでいただきありがとうございました! 読み終わったら、ポチッとクリックを! |
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