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<<   作成日時 : 2006/07/31 19:58   >>

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十五少年漂流記
 感想☆☆☆☆ ジュール・ベルヌ 新潮社
 今年読んでみたいテーマの1つが漂流なんですが、
 その古典的なこの本をようやく読みました。
 いわずと知れた名作「十五少年漂流記」ですが、
 小学生向けダイジェストなどではなくて、
 全体のきちんとした訳では初めて読みました。
 少年の心理や、漂流のきっかけなど、
 丁寧に計算された本と気づきました。
 定評のある訳、波多野完治さんで読みましたが、
 もう図書館の本なんですね。
 アマゾンでは角川の本が人気のようでした。
 
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 ★2年間の夏休み
 十五少年漂流記ネタバレも何もないほど有名な本ですが、
 とりあえず内容を紹介すると、
 ニュージーランドにある私立小学校、の少年15人は
 帆船で旅行することになるが、
 夜のうちに船をつないでいた綱がほどけて
 子供たちだけで外海に流されてしまいます。
 ようやくたどり着いたのは無人島でした…
 という流れです。
 イギリスの少年というのは覚えていましたが、
 ニュージーランドに住んでいる子どもなんです。
 当時は世界の大英帝国の時代ですものね。
 舞台が太平洋なのはこういう理由ですね。
 また「2年間の休暇」とか「2年間の夏休み」
 という題でも知られますが、
 それも、少年たちの漂流が2年だから。
 読んでみると、
 南の島での暮らしなんですが、
 南過ぎて、実は過酷な冬を経験します。
 2年という長さも納得の題です。

 ★「蝿の王」と比べると
 イギリス、フランス、アメリカと
 複数の国の子どもたちがともに暮らすので、
 蝿の王リーダー的な存在の子どもは複数いまして
 それぞれのグループができています。
 で、グループの対立などがあるんですが、
 20世紀の日本人では乗り越えられないような
 さまざまな課題も協力してクリアしていきます。
 ほっとして読める展開は、非常にいいですね。
 で、この「十五少年漂流記」の20世紀版ともいえる
 ゴールディング「蝿の王」となると、
 同じような展開ながら、
 すごいことになっていってしまいます。
 原作がかなり具体的だからこそ、
 「蝿の王」という優れたパロディが
 誕生したんだなあ、と思いました。

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コメント(3件)

内 容 ニックネーム/日時
はじめまして。
TBありがとうございました。

こちらもTBさせていただきました。

年間500冊も読んでらっしゃるんですね。
ポチっとクリックしておきました。
げんさん
URL
2006/08/01 07:51
げんさん、コメントありがとうございました。
子ども達の活躍が楽しい本でしたね。
ハムりんの読書
2006/08/01 21:39
こんにちは。

ご無沙汰しています。
ハエの王がパロディとは気づきませんでしたが、確かにすごいことになっていましたね。

応援!
タツ
URL
2006/08/01 22:53

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