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京都、唐紙屋長右衛門の手仕事 感想☆☆☆ 千田堅吉 日本放送出版協会 唐紙とは 板木で型押しして模様をつけた和紙のこと。 ふすまや本などの装丁などから始まり、 現在でも、寺社仏閣の壁紙など、 たとえば、京都では桂離宮、御所、二条城などの 襖にも使われているそうです。 全国各地でも昔は作られたいたようですが、 今は京都の伝統技術としてただ1軒守っている 「唐紙屋」の店主が紹介しています。 珍しい分野の伝統技術の紹介です。 「唐長」さんのHP からもデザインが見られました。 人気blogランキング ご協力お願いします! ★歴史が分かります ネタバレにならないように、簡単に内容を紹介すると、遣唐使が持ち帰った紙、「唐紙」を 平安時代から国産化し、 江戸初期には職人技として定着していった という唐紙の歴史を紹介した後、 京都などの使用例を写真をまじえて 紹介しています。 650枚あるという朴の木でできた 板木(版木ではないそうです)の説明も。 後半は、著者自身の体験記で、 途絶えそうになっていた唐紙という技術を どう残していくか、という話です。 純粋に唐紙だけをしりたい人は、 前半だけで十分分かる内容でした。 ★キラがみたい 二色刷りの和紙でできていますが、雲母(きら)と呼ばれる花崗岩の結晶を使うと、 反射して美しくきらめく様がいいそう。 白い和紙に透明な雲母を押した 「隠し紋」はたしかに粋な感じですね。 建築の巨匠、村野藤吾は 「北側の庭から入る外光が最も似合う」 と語ったと言うのも、なんとなく分かります。 蛍光灯はあわないとのことで、 和風の陰影に富んだ家を愛する人に お勧めしたい壁紙、内装材のようです。 ちなみに、エッセイストの白洲正子さんは 「枝桜」という模様をこのまれたそうです。 公家好み、寺社好み、茶方好み、町家好み といろいろな好みに合わせた型もあるそうなので、 ぜひみてみたいものです。 見たことがない本ですが、「唐紙」の デザインブックというべき本「唐長 京唐紙」も 販売されているそうなので、 写真だけ載せておきます。 『京都、唐紙屋長右衛門の手仕事』のブログを 読んでいただきありがとうございました! 読み終わったら、ポチッとクリックを! |
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