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help リーダーに追加 RSS 京都、唐紙屋長右衛門の手仕事 渋い和風の壁をつくる

<<   作成日時 : 2006/11/20 20:23   >>

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京都、唐紙屋長右衛門の手仕事
 感想☆☆☆ 千田堅吉 日本放送出版協会
 唐紙とは
 板木で型押しして模様をつけた和紙のこと。
 ふすまや本などの装丁などから始まり、
 現在でも、寺社仏閣の壁紙など、
 たとえば、京都では桂離宮、御所、二条城などの
 襖にも使われているそうです。
 全国各地でも昔は作られたいたようですが、
 今は京都の伝統技術としてただ1軒守っている
 「唐紙屋」の店主が紹介しています。
 珍しい分野の伝統技術の紹介です。
 「唐長」さんのHP
 からもデザインが見られました。
 
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 ★歴史が分かります
 京都、唐紙屋長右衛門の手仕事ネタバレにならないように、簡単に内容を紹介すると、
 遣唐使が持ち帰った紙、「唐紙」を
 平安時代から国産化し、
 江戸初期には職人技として定着していった
 という唐紙の歴史を紹介した後、
 京都などの使用例を写真をまじえて
 紹介しています。
 650枚あるという朴の木でできた
 板木(版木ではないそうです)の説明も。
 後半は、著者自身の体験記で、
 途絶えそうになっていた唐紙という技術を
 どう残していくか、という話です。
 純粋に唐紙だけをしりたい人は、
 前半だけで十分分かる内容でした。
 
 ★キラがみたい
 唐長 京唐紙二色刷りの和紙でできていますが、
 雲母(きら)と呼ばれる花崗岩の結晶を使うと、
 反射して美しくきらめく様がいいそう。
 白い和紙に透明な雲母を押した
 「隠し紋」はたしかに粋な感じですね。
 建築の巨匠、村野藤吾は
 「北側の庭から入る外光が最も似合う
 と語ったと言うのも、なんとなく分かります。
 蛍光灯はあわないとのことで、
 和風の陰影に富んだ家を愛する人に
 お勧めしたい壁紙、内装材のようです。
 ちなみに、エッセイストの白洲正子さんは
 「枝桜」という模様をこのまれたそうです。
 公家好み、寺社好み、茶方好み、町家好み
 といろいろな好みに合わせた型もあるそうなので、
 ぜひみてみたいものです。
 見たことがない本ですが、「唐紙」の
 デザインブックというべき本「唐長 京唐紙」も
 販売されているそうなので、
 写真だけ載せておきます。

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