苦悩する落語 感想☆☆☆ 春風亭小朝 光文社若い落語家を主人公にしたドラマ 「タイガー&ドラゴン」の影響で、 一躍、人気を取り戻した落語。 来年はTOKIOの国分さん主演の 映画「しゃべれどもしゃべれども」もあるし、 (原作の感想はリンク先からどうぞ) さらに落語ブームが、と思っていたら、 見つけてしまったのがこの本。 当代を代表する落語家、小朝師匠が まだ落語ブームが来る前に書いた 落語界改革のための本です。 人気blogランキング ご協力お願いします! ★落語家の成り方から ネタバレしない程度に簡単に内容を紹介すると、まず「新人の頃」という項目で、 落語の新人の世界をいろいろ紹介しています。 兄弟子、初高座、勉強会、二つ目と 落語家ならではの世界が、 落語家らしい楽しい語りで紹介されています。 でも、「落語界改造計画」 「二十一世紀の落語」「十年後の落語界」 と続くにつれて、嫉妬と不安が渦巻く 落語家の世界に対する批判と、 小朝師匠ならではの改善案が続いています。 2000年2月発行の本ですが、 落語界はあまり変わっていない気がします。 ★落語界の難しさ 一番、感じるのは、 個人で営業が成り立つ人たちだけの特殊な世界で、 しかもスポーツと違って順位が不透明だということ。 落語協会があるがために、 いっそう改革が遅れてしまう、 という矛盾もあって、 没落する駅前商店街のような世界で、 びっくりします。 「これだけエンターテインメントが揃っている時代に、 落語はそれほどおもしろいものではありません」 と断言しているあたり、 当事者が考える事態は深刻です。 今の落語ブームは落語そのものが生んだブームでは ないのは確かなわけで、 一過性にならないことを願うばかりです。 『苦悩する落語』のブログを 読んでいただきありがとうございました! 読み終わったら、ポチッとクリックを! |
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