ハムりんの読書 おすすめの本 感想とあらすじ 

アクセスカウンタ

help RSS ローマ人の物語〈15〉ローマ世界の終焉 ローマのあっけない終末

<<   作成日時 : 2007/01/03 13:39   >>

ブログ気持玉 0 / トラックバック 4 / コメント 7

ローマ人の物語〈15〉ローマ世界の終焉
 感想☆☆☆ 塩野七生 新潮社
 日本の一小説家がローマ通史をつづる…
 ある意味、無謀な取り組みも15年続き、
 ついに、この巻「ローマ世界の終焉」
 で、全巻が完了しました。
 よく頑張ったなあ、と思いますが、
 最終巻は駆け足で、資料の羅列のような…
 書きたい人が書き終わってしまったせいか、
 読み続けるのはけっこう大変です。

 人気blogランキング  ご協力お願いします!
 蛮族との戦い
 ローマ人の物語〈15〉ローマ世界の終焉ネタバレしない程度に簡単に内容を紹介すると、
 紀元三九五年の東西ローマ帝国の分裂から
 フン族の侵略を理由にした
 西ゴート、ヴァンダル、東ゴートなど
 ゲルマン民族ら“蛮族”の侵略、
 そして、オドアケルによる西ローマ帝国滅亡。
 この後に続いた東ローマ帝国も少し、
 ユスティニアヌス大帝程度に触れて、
 ついに幕となりました。
 特に滅亡の場面は、
 非常にあっけない感じで滅亡してしまい、
 意外な感じです。
 世界史の教科書程度では分からない
 滅亡の過程が非常に分かりやすくなっています。
 受験生が今から読むには酷な本ですが、
 ゲルマン民族の移動と、ローマ側の対応に
 きちんと触れた一般の書は少ないので、
 けっこう参考になりました。

 ★一番のお勧めの本は
 ローマ人の物語〈2〉― ハンニバル戦記「ローマ人の物語」としては、
 けっこう駆け足で、ちょっと雑な本です。
 十五巻全部にしても、
 できはかなりの差があるシリーズでして、
 読み物としてとっても面白い巻と
 史実を積み上げただけの巻との差が
 かなりはっきりでて締まっています。
 もし、これから読まれる人がいるならば、
 お勧めの巻を紹介しておきます。
 最近は文庫にもなっていますが、
 文庫では全部は読んでいないので、
 ローマ人の物語〈4〉― ユリウス・カエサル-ルビコン以前ハードカバーでの紹介です。
 (ちなみに、文庫は分冊になっているので、
 地図等の資料が参照しやすいのは便利です。)
 まずは、「ハンニバル戦記」ですね。
 ローマの最強の敵、カルタゴとの連戦をまとめた
 本ですが、主役はカルタゴの英雄、ハンニバル。
 戦術の解説や、ハンニバルの人物描写など
 とてもよくできています。
 続くのが、「ユリウス・カエサル-ルビコン以前
 ローマ最大の英雄、カエサルが
 ガリア地方(今のフランス、ドイツ辺り)での支配を
 強めていく過程がはっきりしています。
 ローマ人の物語〈6〉― パクス・ロマーナそして「パクス・ロマーナ
 共和制だったローマを帝政に変えた
 「初代皇帝アウグストゥス」が主人公。
 平和を築き上げる政治手腕のすごさが
 とてもよく分かる本でした。
 以上3冊がとくにお勧めでして、
 前半のほうがやはり筆が走っていた感じも。
 これから塩野さんがどんな本を書くのか、
 次が楽しみになります。 

ローマ人の物語〈15〉ローマ世界の終焉』のブログを
読んでいただきありがとうございました! 
読み終わったら、ポチッとクリックを!
ブログランキングへ←←ブログ継続の励みになります!!
にほんブログ村 本ブログへ←←こちらもブログ継続のはげみ!!

テーマ

関連テーマ 一覧

月別リンク

ブログ気持玉

クリックして気持ちを伝えよう!
ログインしてクリックすれば、自分のブログへのリンクが付きます。
→ログインへ

トラックバック(4件)

タイトル (本文) ブログ名/日時
塩野七生「ローマ世界の終焉 ローマ人の物語15」
12月15日に入手し18日に読みおえました。 西ローマの滅亡でおわるかと予想して ...続きを見る
hou
2007/01/03 21:11
ローマ人の物語〈15〉ローマ世界の終焉
ローマ人の物語〈15〉ローマ世界の終焉 ...続きを見る
本の紹介ページ
2007/01/04 08:04
「ローマ人の物語 1」(新潮文庫)
ローマ人の物語 (1) ― ローマは一日にして成らず(上) 新潮文庫 塩野 七生 ...続きを見る
約束の地から
2007/01/20 04:29
「ローマ人の物語 12、13」(塩野七生 新潮文庫)
ローマ人の物語〈12〉ユリウス・カエサル―ルビコン以後(中) 塩野 七生 ローマ人の物語〈13〉ユリウス・カエサル―ルビコン以後(下) 塩野 七生[:花:]  [:花:]  [:花:]  [:花:]  [:花:]  [:花:]  [:花:] 「ローマ人の物語」の(12)と(13)(塩野七生 新潮文庫)を読み終えました。 (12)には、ギリシャでのポンペウスとの決戦に勝ち、亡命を試みたポンペウスを殺した内戦状態のエジプトを安定させたカエサルがローマで殺されるまでのことが書いてあります... ...続きを見る
約束の地から
2007/05/04 15:57

トラックバック用URL help


自分のブログにトラックバック記事作成(会員用) help

タイトル
本 文

コメント(7件)

内 容 ニックネーム/日時
このシリーズは、第一巻から順に読まなくても分かりますか?
真理子
URL
2007/01/03 17:56
コメントははじめてです。岡山で弁護士をしています。法律家にとっては縁のふかいユスティニアヌスについてすこしすっとばした印象がありました。なお、歴史書ですのでネタばれの気遣いはあまりいらないのではと思います。

>真理子さん
どの巻からよんでも楽しめますが、最初から読んだほうが問題意識がはっきりしてきてよりいっそう楽しめるように思います。なお、最後の3巻分は体調がよいときでないとおちこんでしまいます。わたしは風邪とこれにやられました。
岡本 哲
2007/01/03 21:19
真理子さん、
コメント&TBありがとうございました。
最初からがお勧めですが、どの巻からでも読めますよ。頑張ってくださいませ。
岡本さんもコメントありがとうございました。
最後はけっこう大変なシリーズでしたね。
ハムりんの読書
2007/01/20 10:45
ハムりんさんへ
「ローマ人の物語」とは関係ないことですが、ハムりんさんのサイトでは矢田部さんの「お父さんはやっていない」という本を取り上げたことありますか? 私は矢田部さんの事件の支援者でしたし、この本の感想を自分のブログに書いています。ハムりんさんも読んでみてください。
真理子
URL
2007/01/22 02:05
真理子さん、コメントありがとうございました。
「お父さん」の本は初耳です。周防監督の新作映画の元になった、というようなことをアマゾンで知りました。
今度、読んでみますね。
ハムりんの読書
2007/01/22 07:32
ハムりんさんへ。
「ローマ人の物語」、楽しく読み進めています。

岡本さんへ。
コメント、ありがとうございます。
第一巻から順に読むことにしました。最後の三巻は気をつけます。
真理子
URL
2007/01/29 22:23
真理子さん、こんばんは。
ローマ人はけっこう長く楽しめます。
楽しんでよんでくださいませ。
ハムりんの読書
2007/01/31 21:10

コメントする help

ニックネーム
URL(任意)
本 文
ローマ人の物語〈15〉ローマ世界の終焉 ローマのあっけない終末 ハムりんの読書 おすすめの本 感想とあらすじ /BIGLOBEウェブリブログ
[ ]