ロング・グッドバイ 感想☆☆☆☆☆ レイモンド・チャンドラー 村上春樹訳 早川書房 「ロング・グッドバイ」と言えば、 ハードボイルドの名作中の名作。 私立探偵フィリップ・マーロウの哀愁が ものすごい評価を受けている小説です。 その「ロング・グッドバイ」を 村上春樹さんが新たに翻訳しました。 発売されたばかりみたいですが、 別の訳で読んだこともあるので、 600ページ近い大作でも、 意外に早く読みきることができました。 装丁はけっこう華やかなデザインで、 これまでの「ロング・グッドバイ」とは 別の本のようです。 人気blogランキング ご協力お願いします! ★ロング・グッドバイの名セリフは ネタバレしない程度に、簡単にあらすじを紹介しますと、私立探偵フィリップ・マーロウは、 億万長者の娘シルヴィアの夫、 テリー・レノックスと知り合いますが テリーは妻殺しの疑いを受けたまま 自殺してしまいます。 ダメ男テリーにひかれたマーロウは… という、これまた有名な展開です。 ところどころに入る派手な名セリフも 村上流のシンプルな、今の言葉になっています。 村上春樹さんのハードボイルド風の小説は 何冊かありますが、ミステリそのものは初めて。 すごく読みやすいのに、どこか寂しげ。 ちょっと不思議な味わいのマーロウです。 ★「ロング・ロンググッドバイ」のわけは 読み物のような長いあとがきで、(このあとがきは40ページぐらいあって、 「ロング・グッドバイ」のテリーと 「グレート・ギャツビー」のギャツビーを較べたり、 なかなか個性的です) 村上春樹さん自身が指摘していますが、 これまでの「ロング・グッドバイ」 つまり、清水 俊二さん訳の「長いお別れ」は、 原作の一部を省いた抄訳だったんだとか。 今回の村上「ロング・グッドバイ」では、 完訳を目指して、きちんと和訳しているので、 すごいページ数の本になった訳です。 感想としては、描写が細かいからこそ、 村上さんの個性が生きたという気がします。 ちなみに、タイトルにも絡んだ もっとも有名な文はこんなぐあいです。 「さよならを言うのは、少しだけ死ぬことだ」 ★ちなみに 「グレート・ギャツビー」の紹介でも ロング・グッドバイに少し触れています。 リンク先からどうぞ。 生涯のうちの3冊に入れています。 ★村上春樹さんの本の紹介リストへ 『ロング・グッドバイ』のブログを 読んでいただきありがとうございました! 読み終わったら、ポチッとクリックを! |
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村上春樹版 『ロング・グッドバイ』
世界ハードボイルドミステリ史上に燦然と輝く名作レイモンド・チャンドラーの『長いお別れ』が村上春樹訳の『ロング・グッドバイ』として刊行された。 村上春樹が訳するのだから、ひょっとするとフィリップ・マーロウが自分のことを「僕」と言ったりしないかとちょっと期待したのだが (^^;)、さすがにそんな事はなく、従来の清水俊二訳を踏襲した「私」であり、ホッとした反面、少々残念でもあった (^^;)。 ...続きを見る |
読聴見聞録 2007/03/09 21:40 |
村上春樹版 『ロング・グッドバイ』
世界ハードボイルドミステリ史上に燦然と輝く名作レイモンド・チャンドラーの『長いお別れ』が村上春樹訳の『ロング・グッドバイ』として刊行された。 村上春樹が訳するのだから、ひょっとするとフィリップ・マーロウが自分のことを「僕」と言ったりしないかとちょっと期待したのだが (^^;)、さすがにそんな事はなく、従来の清水俊二訳を踏襲した「私」であり、ホッとした反面、少々残念でもあった (^^;)。 ...続きを見る |
読聴見聞録 2007/03/09 21:41 |
村上春樹の「ロング・グッドバイ」
レイモンド・チャンドラー/村上春樹訳の「ロング・グッドバイ」 明日(3/8)早川書房さんから発売予定です 既に店頭に並べた書店もあるかも ですね ヘンな表紙ですね 高いし ...続きを見る |
本が待ってる。。。 2007/03/10 17:13 |
『ミステリマガジン』07年4月号 〜まさかの村上春樹訳『ロング・グッドバイ』先行掲載!!〜
{{{ 「私たちは別れの挨拶をかわした。車が角をまがるのを見送ってから、階段をのぼって、すぐ寝室へ行き、ベッドをつくりなおした。枕の上にまっくろな黒い髪が一本残っていた。腹の底に鉛のかたまりをのみこんだような気持ちだった。 こんなとき、フランス語にはいい言葉がある。フランス人はどんなことにもうまい言葉を持っていて、その言葉はいつも正しかった。 さよならをいうのはわずかのあいだ死ぬことだ」(清水俊二訳『長いお別れ』) }}} = 3月8日、満を持して村上春樹訳のレイモンド・チャンドラー『... ...続きを見る |
モグラのあくび 2007/03/12 00:19 |
「ロング・グッドバイ 村上春樹のロング「ロング・グッドバイ」」について
「ロング・グッドバイ 村上春樹のロング「ロング・グッドバイ」」について やはり、というか当然ですが、村上春樹節、村上春樹調、そういうような文章になってます。 あとがきにあるように村上氏はこの小説を何度も何度も繰り返して読んでいて、「僕はずいぶん影響を受けた」とも書いている。つまり村上春樹の文体はレイモンド・チャンドラーの文体に似ていてもおかしくない、というわけです。 したがって、レイモンド・チャンドラーを村上春樹が訳せば、村上春樹調の文体になるのは当然なんでしょう。 ...続きを見る |
ジローの試行錯誤 at 東京競馬場 2007/03/15 09:47 |
『ロング・グッドバイ』 待ち焦がれた新訳
著者:レイモンド・チャンドラー 訳:村上春樹 書名:ロング・グッドバイ 発行:早川書房 完成度:★★★★★ ...続きを見る |
粗製♪濫読 2007/03/17 00:22 |
チャンドラー×村上春樹=
ロング・グッドバイ作者: レイモンド・チャンドラー出版社/メーカー: 早川書房発売日: 2007/03/08メディア: 単行本 ...続きを見る |
林艮書紀 2007/03/17 13:19 |
叶姉妹
村上春樹は、1994年4月に小説『ねじまき鳥クロニクル』の第一部、第二部を刊 ...続きを見る |
翻訳blog 2007/03/31 21:25 |
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