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<<   作成日時 : 2007/03/31 11:38   >>

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アマゾンのロングテールは、2度笑う
 感想☆☆☆ 鈴木貴博 講談社
 企業が勝ち残るための戦略を
 8つの有名企業例を引用して
 分かりやすく説明しています。
 タイトルのアマゾンは、
 この8つのうちの1例でして、
 アマゾンのことだけを知りたい、
 という人には、ちょっとずれたタイトル
 というのが惜しいところ。
 副題の「「50年勝ち組企業」をつくる8つの戦略
 が本当のタイトルの本です。
 
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 ★8つの例は
 アマゾンのロングテールは、二度笑う  「50年勝ち組企業」をつくる8つの戦略ネタバレしない程度に、簡単に内容を紹介しますと、
 紹介される例を一章ずつの構成で
 紹介しています。
 例えば、第1章は
 「なぜイトーヨーカドーはダメになったのか
 というテーマで、勝ち組イトーヨーカドーも
 実は、スーパーマーケットという厳しくなる一方の
 市場にいること自体が戦略としては間違っていた、
 という展開をしています。
 この本の親切なところは、
 章のタイトルに必ず副題があって、
 この副題が実に的確です。
 イトーヨーカドーの1章の場合は
 「外部環境から始めるベーシック戦略論」。
 各章の独立度はかなり高い本のため、
 章のタイトル、副題、時間があれば目次を見て、
 気になる章だけ読めば十分な気がします。

 ★章のタイトルと副題
 という構成の本のため、章のタイトル副題を参考までに。
 「なぜ松下はマネシナクなったのか―同質化と差異化を考える」
 「なぜ小川直也はインリン様に負けたのか―オンリーワン戦略で勝つ」
 「なぜ外資系金融マンはBMWを買うのか―上流市場ビジネスを成功させる
 「なぜスタバはアメリカンコーヒーを駆逐したのか―下流市場を制するために」
 「なぜローソンとファミマは上海のコンビニに勝ったのか―中国で成功する鍵」
 「なぜアマゾンはロングテールで二度笑うのか―Web2.0で儲けるビジネスモデル」
 「なぜウィンドウズには欠陥があるのか―あえて選んだ不完全戦略」
 となっています。
 タイトルのアマゾンは本当に一部分だけ。
 アマゾンが人気だから、取り上げたんでしょうが、
 これだけ幅広い戦略の本が、ロングテールだけの本と
 思われるのはもったいない感じです。
 (実は、私もロングテールが知りたくて読みました。
 予想以上に充実したオマケがあった、という感じです)

 ★経営者の視点
 企業戦略の話ですから、
 経営者の視点、
 もっと言えば、業界代表の視点です。
 「「沈む業界でめちゃくちゃ優秀」という悲劇
 という表現などは、
 産業全体から分析している視点でなければ、
 なかなか出てこないタイトルです。
 全産業を見渡した上で、
 登り調子の業界に入り込む。
 そして、入り込むための戦略もまた紹介しています。
 経営企画や戦略、さらに起業など
 経営に興味がある人にはとくにオススメの本でした。
 
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