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フィルム 感想☆☆☆ 小山薫堂 講談社 「セレンディップの奇跡」というドラマ集があるそう。 その原作ですが、しっとりした大人の短編集です。 セレンディップとは、 「セレンディップの3人の王子」という寓話に由来して、 「探しても見つからない、 価値ある楽しいものを偶然に見つける能力」 を差すセレンディピティの元になったとか。 偶然がつむぎ出す幸せ、がテーマの作品集ですが、 「セレンディップの奇跡」はもう一ひねりありました。 人気blogランキング ご協力お願いします! ★大人の短編集 ネタバレしない程度に、簡単に内容を紹介すると、「セレンディップの奇跡」のほか、 同時にドラマ化された「スプーン」と 「アウトパスト・タヴァーン」は 飲食店が舞台になるところが共通しています。 さらに、表題作になった「フィルム」は 父親から残されたフィルムを小道具にした 味のある作品でして、 計10の短編が詰まっています。 40歳前後の中年男女を 主人公にした話が目立ち、 本当の大人の男女の短編集、という展開でした。 放送作家をしてきた著者だけあって、 癖のある、映像的な描写が印象的です。 ★セレンディップの奇跡 「セレンディップの奇跡」のあらすじは 40歳の誕生日、8年間付き合った乃梨子に 突然、別れを告げられたカメラマン、堀井豊は、 偶然、お年寄りの面倒を見ることになり、 さらに、またであった少女に誘われて、 ビストロ「セレンディップ」を訪れると… という展開でした。 「人間には“綻び”の見え始める年齢がある」 という寂しさが不思議な出来事に出会うという 落ちはなかなかいいものです。 ★ちなみにドラマでは ナビゲーションは広末涼子さんです。 「セレンディップの奇跡」は 有坂乃梨子を木村佳乃さんが主役、 堀井豊を柏原収史さんが演じるとのことで、 主役の男女が入れ替わっています。 カレー店が舞台の「スプーン」には、 伊藤淳史さんと津川雅彦さん。 (これはカレーを食べる話なんですか、変) 「アウトポスト・タヴァーン」では 沢村一樹さんが出演するようです。 (これは不思議なアメリカの料理店の話) 微妙な話3作をどう仕上げてくるのか、 意外に期待してしまいました。 『フィルム』のブログを 読んでいただきありがとうございました! 読み終わったら、ポチッとクリックを! |
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セレンディップの奇跡
2007 3月 スペシャルドラマ ...続きを見る |
セレンディップの奇跡 2007/03/07 00:45 |
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