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help リーダーに追加 RSS 贖罪 映画「つぐない」の原作はむずかしい

<<   作成日時 : 2008/01/24 18:15   >>

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贖罪
イアン・マキューアン 新潮社 評価☆☆☆☆

ゴールデン・グローブ賞の
ドラマ部門作品賞を受賞して、
アカデミー賞でも7部門ノミネートの「つぐない」
4月に日本でも公開されると
聞いたので、原作「贖罪」を読んでみましたが、
さすがはブッカー賞受賞者の作品だけあって、
一癖も二癖もある、深みのある本でした。
ラスト3ページに驚かない人は
いないんじゃないでしょうか。

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★一夜の過ち
贖罪ネタバレ覚悟で簡単に内容を紹介すると、
1935年の夏、13歳の少女ブライオニー・タリスは
帰省してくる兄リーオンとその友人ポール・マーシャルを
自作の劇で迎えようとしていた。
しかし、出演するはずの双子のいとこがいなくなってしまう。
一方で、屋敷の使用人の息子ロビー・ターナーは
ブライオニーの姉、セシーリアは再開して、
つき合おうとしていたが、
双子のいとこの捜索に借り出された。
捜索の途中、タリスは別の事件を目撃するが、
タリスの目撃証言がターナーの運命を一転してしまう…
という展開です。
事件当日の第1部に、
その後の展開が第2、3部。
そして、1999年の老いた老作家ブライオニーの回想、
という凝った展開になっています。
この展開がじつは相当、くせものですよ。

★タイトルの贖罪は
タイトルの「贖罪」は、
実は多くの登場人物に当てはまるんです。
その分の厚みがありますし、
小説家そのものの贖罪もあるんですね。
「神が贖罪することがありえないのと同様、
 小説家にも贖罪はありえない」

読み物としての小説だけでなく、
実験的な表現のすごみが感じれるラストでもあります。

★映画のキャストは
少女のブライオニーが主人公の原作とは
すかし映画は違って、
セシーリアとロビーの恋愛がメーンのようです。
ジェームズ・マカヴォイがロビー、
キーラ・ナイトレイがセシーリアのキャストです。
映画では、ラストの盛り上がりが難しいと思うんですが、
どう描ききるのか、とても興味が湧きます。

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soramove
2008/04/20 23:54

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