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<<   作成日時 : 2008/02/04 20:54   >>

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映画篇
金城 一紀 集英社 評価☆☆☆

映画篇」というタイトルどおり、
映画をテーマにした短編5編が
少しずつ重なりながら、
最後にピタッとはまる構成です。
2008年本屋大賞ノミネート作だけの
楽しさが十分、満喫できる作品でした。

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★太陽がいっぱい
映画篇ネタバレしない程度にあらすじを紹介すると、
映画にまつわる短編で、
すべてニュアンスがかなり違います。
在日朝鮮人2人の友情がテーマの「太陽がいっぱい」から
謎の自殺で夫を失った女性が主人公の「ドラゴン 怒りの鉄拳
恋のためらい/フランキーとジョニー
 もしくは トゥルー・ロマンス

ペイルライダー」が続き、
最後は、ほのぼのとした家族が出てくる
愛の泉」です。

★ローマの休日は
いちばん、ほのぼのとしてお勧めは
最後の「愛の泉」ですね。
中表紙が「ローマの休日」の上映会の
ポスターになっているのが伏線です。
で、この上映会の話が、ほかの短編でも
チョコッ、チョコッと出てくるんです。
なんかあるなあ、と思っていると、
「愛の泉」でさらっと種明かし、という感じでしょうか。
ぜひ最後まで読みきってください。

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