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help リーダーに追加 RSS ゴールデンスランバー 2008本屋大賞受賞しましたね

<<   作成日時 : 2008/03/23 07:31   >>

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ゴールデンスランバー
伊坂幸太郎 評価☆☆☆ 新潮社

ゴールデンスランバーは
ビートルズの曲からでした。
さらに、元はマザーグースの
「ゴールデンスランバー」にあるそう。
「黄金のうたたね」という意味でしょうか?
のどかな感じのタイトル「ゴールデンスランバー」ですが、
内容は、首相暗殺という物騒な展開です。
2008年の本屋大賞ノミネート作だけあって、
けっこう引き込まれてしまうタイプの本でした。

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★不思議な構成
ゴールデンスランバーネタバレしない程度にあらすじを紹介すると、
首相公選制で政権を奪取した金田貞義首相。
しかし、地元、仙台での就任パレードで、
リモコンヘリをつかった爆弾テロで暗殺され、
警察は強引な犯人包囲網を展開する。
犯人とみられた青柳雅春は、
その包囲網の中、逃走を続けていく…
という展開ですが、ネタバレはけっこう早くて…。
「事件のはじまり」
「事件の視聴者」
の2章では
リアルタイムに事件が展開するんですが、
3章「事件から二十年後」で、
いきなり事件関係者の事件後が分かってしまう。
その後、本章ともいえる「事件」が
三〇〇ページほどずっと続きます。
結果が見えているような感じでいくので、
ちょっともったいない感じです。
最後の章「事件から三ヶ月後」のラストを
印象的にさせるために、こういう構成にしたんでしょう。

★細かい伏線
ただ、これだけ変則的な時系列の構成をしただけに、
伏線はけっこうぴっしり詰め込まれています。
1章から3章までは全部伏線のため、
といってもいいくらいです。
特に、3章は登場人物すべてが伏線です。
最後まで読み終わってから3章を読むと、
書かれていない青柳のその後が
分かる、じつに渋い展開でした。

★仙台の地図
伊坂さんの本は仙台が舞台の小説が多いんですが、
この本の展開では仙台の地図があると、
もっと楽しめました。
けっこう逃げてますよ。

★追記
ついに、本屋大賞を受賞しましたね、伊坂さん。
人気があるわりに、
大きな賞はあまり受賞してなかっだけに
この本屋大賞受賞をきっかけに
もっと色んなひとに読んでほしい作家です。
と思っていたら、山本周五郎賞も
受賞しましたね。
やっと評価されるようになってうれしいです。

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コメント(2件)

内 容 ニックネーム/日時
ハムりんさん☆おはようございます
青柳くんに「逃げろ〜!」と応援し続けているうちに読み終わってしまいました。(*^^)v
第三章を書いた人は彼ですよね。
どうして伊坂さんはこういうことを思いつくんでしょうね。
「たいへんよくできました」な作品でした!
Roko
2008/03/23 10:25
3章の書き手っていう設定はすごいですよね。こういう技は伊坂さんらしくてとっても好きです。
ハムりん
2008/03/23 19:08

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