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4-2-3-1―サッカーを戦術から理解する 杉山茂樹 評価☆☆☆ 光文社 ちょうど日本対コートジボワールの日本代表の試合で、 日本が玉田選手のゴールで先制しました。 (追記 日本が1-0で勝ちましたね、ギリギリ) 日本―パラグアイをしてから 来月からはW杯三次予選が本格化。 オマーン、タイ、バーレンという楽なゾーンで、 当然、勝ち抜くのでしょう。 でも、どんな布陣を見せるのか、という楽しみは この本「4-2-3-1―サッカーを戦術から理解する」を 読むと、すぐに開眼できそう。 少なくとも、3バッグだ、4バッグだと、 最後列の話しかできない日本のテレビ局の浅さが分かるはず。 サッカー初心者の人にも分かりやすい内容で、 こういう、個性的な、いい新書はやっぱり光文社でした。 人気blogランキング ご協力お願いします! ★サイドを制する ![]() サッカーの選手の位置、(著者はデザインといってますが) つまり布陣からサッカーを見ましょう、という話です。 サッカーのコートの中で、選手達の受け持つ場所を決めていますが、 その布陣から、もう試合の構成が決まっている、という内容です。 「4−2−3−1」というのは、 自分のゴールから、キーパー、4人、2人、3人、1人という並び。 攻撃的な布陣で、「最もトレンディ」だそうです。 この特徴は、「サイドを制するものが試合を制す」という現在、 そのサイドに人数が多く配置できること、 そして、1人のフォワードこそが実は3バックを翻弄できる、という メリットがあるそうなんです。 中盤以降は、世界のサッカー監督達がさまざまな布陣をどのように 活かして、しかも変えていったのか、という話です。 本当の戦争の戦術でも、最も重要視されること、 つまり、相手の数よりも多い場所で戦うという基本を サッカーコートでどう生み出すか、という工夫が わかりやすく解説されていて、ワクワクしました。 ★監督の技とは もちろん、基本的な布陣を考え、 実践することも素晴らしいんですが、 この基本をあえて崩して戦う、というのもまた技ですね。 ジダンやロナウジーニョといったすごい選手は 中央で活動しがちになり、サイドの守備は薄くなり勝ち。 逆に、有名選手は守備にはマイナス、という不安も分かります。 で、こういう事態になると、すごいこと考える監督が出るんですね。 どうせすごい選手なんだから、フリーにしてしまって、 逆にその選手が守るべきところから徹底的に攻める、 というすごい作戦なんですが、その実例がわかりやすく紹介されています。 監督の仕事はこういうことなんですね。 ★日本代表の監督は 日本代表の布陣にも当然、触れているんですが、 トルシエは3−4−1−2という守り重視の布陣、 ジーコは4−2−2−2というサイドが弱い布陣、 ということで、得点力が低いのは当然だった、としています。 特に、ジーコの布陣では後ろから2番目の2人への負担が大きく、 この2人が走れなくなってしまうと、試合がとまってしまうとか。 走り負けとか、得点力不足とか言われる日本の欠点は 選手の布陣が原因だったわけ。 今日の試合は攻撃的な楽しい試合になるといいなあ。 (最も、今では監督の布陣に不満ならば、すきに配置できる いいサッカーゲームができたので、そっちで試してくださいね。) 『4-2-3-1―サッカーを戦術から理解する』のブログを 読んでいただきありがとうございました! 読み終わったら、ポチッとクリックを! |
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