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<<   作成日時 : 2008/05/11 08:01   >>

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のぼうの城
和田 竜 評価☆☆☆☆ 小学館

王様のブランチのブックコーナーで、
谷原章介さんが強くおすすめしていたのが
この「のぼうの城」。
豊臣秀吉が小田原城攻めで
北条氏政・氏直を下したときに、
唯一、落城しなかった忍城の攻防戦を
軽いタッチで描いています。
石田三成の水攻めという派手な戦なんですが、
もともとは脚本で書いた内容のようで、
今までの歴史小説とはちょっと違いますね。

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★でくのぼう
のぼうの城ネタバレしない程度に内容を紹介すると、
武蔵の国、忍城の領主、成田家の一族で、
でくのぼうの「のぼう様」と軽視されていた成田長親。
農民を愛しているのに、
あまりの不器用さに手伝いを断られるという無様さ。
しかし、この小田原征伐で領主は小田原城につめ、
長親が城代として、忍城攻防戦の総大将となる。
長親の幼馴染で皆朱槍を正木丹波、
丹波をライバル視する勇将、和泉、
そして、戦の経験がない自称、天才軍学者の酒巻が
城に残された年寄りや農民の寄せ集め兵、2千で、
石田三成、大谷吉継、長束正家の軍勢、二万を迎え打つ…
という展開ですが、
長親の不器用ぶりはそうとう笑えます。

★武士の意地
不器用ということで、
主人公なのに戦働きがない!という
ある意味、異常な歴史小説なんですが、
その分を補うのが、外交の場面。
城代として、交渉の窓口になる長親が
戦の決断をするんですね。
「武ある者が武なき者を足蹴にし、
 才ある者が才なき者の鼻面をいいように引き回す。
 これが人の世か。ならばわしはいやじゃ。
 わしだけはいやじゃ。」

今の時代らしい話ですよね。

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和田竜: のぼうの城
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2008/07/13 22:02
のぼうの城(書評・感想)
「才能が無い」という才能もあると思う。現代社会ではなかなか「才能の無さ」にフォーカスされることは少ないけれど、それはそれで才能だと思う。 のぼうの城(和田竜著)を読む。 詳細は→のぼうの城:wikipedia ...続きを見る
blog50-1
2008/10/22 00:05

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