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help リーダーに追加 RSS 幻夜

<<   作成日時 : 2008/06/03 22:23   >>

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幻夜
東野圭吾 評価☆☆☆ 集英社

どこかで聞いたようなタイトル「幻夜」。
読み終わってみると、
ドラマ化された名作「白夜行」の続編
(白夜行の感想はこちらです)
ということがよく分かりました。
登場人物の設定は変わりましたが、
主人公の女性の強烈さは同じです。
ちょっと読後感が寂しいまで…

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★阪神大震災が出会い
幻夜ネタバレしない程度にあらすじを紹介すると、
阪神大震災が起きた朝、
親の遺産を奪いに来た叔父を殺してしまった
腕のいい金属工、水原雅也。
その目撃者となった怪しい美人、新海冬美と
ともに東京に引越し、別の人生を選ぶ。
だが、それは新海の目的達成のために
自分の人生を献じることになってしまった。
一方で、新海を怪しむ刑事、加藤が現れ、
新海の過去を探り始める…
という展開です。
この展開からして白夜行そのものですね

★ヒロインの過去の厚みが
ただヒロインの人生を描く時間が
白夜行の唐沢雪穂の場合は
小学生から大人になるまでだったのに対して、
幻夜は大人になってからの数年。
この当たりの厚みが薄い分、
幻夜の方がピカレスク的な要素が
きつく表れてしまったような気がします。
悪女の魅力はとても強烈ですが、
読み比べてみると、
小説の中での過去の描き方が
人物像のつくり方の巧みさが
よく分かる気がしました。

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