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10秒の壁 小川勝 評価☆☆☆☆ 集英社 本当の世界最速を決める陸上競技、 男子100m。 今回のペキンオリンピックでは、 ジャマイカのウサイン・ボルト選手が 10秒69の世界新記録で金メダルでしたが、 ゴール手前はきちんと走ってませんでした。 でも、この本では、9秒50を切る可能性として、 このウサイン・ボルトの名前が出てきます。 今年の6月22日発行ですから、 まだボルトが世界記録を出す前の話。 知る人ぞ知る存在だったんですね。 人気blogランキング ご協力お願いします! ★10秒という壁は ![]() オリンピックの歴史などを中心に、 男子100メートル走の記録の歴史を コンパクトにまとめて紹介しています。 当初は、米英の100ヤード競争が中心だったため、 フランス人のクーベルタンが始めたオリンピックで ようやく100m競走が認識されるようになったとか。 意外と近代の競技だったんですね。 そして、10秒3/5〜10秒2/5の時代から 10秒0の時代へと進んできます。 当初は5分の1秒単位だったため、 3/5という記録の時代がありまして、 スターティング・ブロックや オーダーメイドのスパイク、 手動計時と電動計時という環境の違いを 取り上げています。 第3章は記録はどこまで伸びるのか、という予測。 そして、第四章は「日本人にとっての「10秒の壁」」 という日本陸上小史となっていて便利です。 ★記録はどこまで伸びるか? 過去の話が多いんですが、 将来の可能性に触れたのは第三章。 記録を左右する条件は まず「風」そして 意外にも「標高」という条件が。 さらに、肉体的な条件というのが 「平均235cmというスライドを無理なく出せる選手」。 これだけのストライドを出すためには、 身長が高くなければならず、 身長196センチというボルトが 必然的に著者の理想となったわけです。 ある意味、100走は身長も必要な 時代になってしまった、ということでした。 『10秒の壁』のブログを 読んでいただきありがとうございました! 読み終わったら、ポチッとクリックを! |
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10秒の壁―「人類最速」をめぐる百年の物語 (集英社新書 447H)
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書評リンク 2008/08/18 07:02 |
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