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敵あるいはフォー 感想☆☆☆ J.M.クッツェー 白水社 柴田元幸さんが選んだ海外小説「30冊」に 入っていたのが、この「敵あるいはフォー 」。 ロビンソン・クルーソーを 現代の視点から書き直した作品ですが、 書くということを、これだけ正面から きちんと取り組んだ小説は久しぶりです。 そこはかとない寂しさが残る小説です。 人気blogランキング ご協力お願いします! ★やる気のないロビンソン ネタバレしない程度に簡単に内容を紹介すると、 島に漂着したスーザンは、 そこでロビンソン・クルーソーとフライデイに出会う。 だが、クルーソーはあまり覇気がなく、 フライデイは舌を切られて話せなかった。 船に発見されて三人は救出されるが、 クルーソーは船中でなくなってしまう。 ロビンソン夫人となったスーザンは、 イギリスに帰って、3人の話を書く、という フォーという男と出会った… と展開していきます。 ロビンソン・クルーソーを基にした まったく別の話なんですが、 ロビンソン・クルーソーの著者、 デフォーらしき人がフォーとして、 登場してくるのが今らしい構成です。 ★フライデイの深み 中でも抜群の存在感がフライデイ。 舌を切られていて、一言も話しません。 しかし、書くことはできるのでは… ということが複線として効いてきます。 さらに、フォーが登場してからは、 書くことについてどんどん踏み込んでいきます。 「神は世界を書き続けている。 世界とその中にあるすべてを 書き続けているのではないだろうか?」 『敵あるいはフォー』のブログを 読んでいただきありがとうございました! 読み終わったら、ポチッとクリックを! |
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ハムりんの読書 おすすめの本 感想とあら... 2010/07/12 13:37 |
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