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ガラスの街 感想☆☆☆☆ ポール・オースター 柴田元幸訳 新潮社 ポール・オースターのニューヨーク3部作として 知られる「City of Grass」が戻ってきました。 しかも、ポール・オースターならこの人、 柴田元幸さんの翻訳「ガラスの街」として。 オースターを久しぶりに読みましたが、 残りの2作「幽霊たち」「鍵のかかった部屋」も 読み返したくなりました。 人気blogランキング ご協力お願いします! ★電話の番号違いから ![]() 「ポール・オースターですか? 私は殺されようとしている」 深夜の間違い電話を受けた小説家クインは、 私立探偵のオースターとして事件を受け、 相手の尾行を始める。 しかし、尾行相手は不可思議な動きを続け さらに、依頼主にも変化が現れる …というようなあいまいな展開です。 探偵小説を装いながらも、 探偵小説ではない不思議な小説です。 3部作全てに通じるテーマ 追う者と追われる者の関係 そして書き手と読者の関係は はっきり出ています。 「作家とはまさに、書物にたぶらかされた人物ですからね」 なんて、いかにもオースターですね。 ★翻訳の印象は 別の方が訳した「シティ・オブ・グラス」は、 タイトルが現題のままなので、ちょっと分かりにくいんですが、 ハードボイルドを意識した硬質な感じの訳でした。 柴田さんの「ガラスの街」は 柴田さんらしい中性的な訳ですが、 かなり読みやすくなっています。 (柴田さんの昔の訳「幽霊たち」と比べてもかなり読みやすいです) 作家、村上春樹さんの翻訳の面倒を見つづけていた先生なので、 訳がだいぶこなれて来たのかもしれません。 さくっと読みたい人にもお勧めです。 ★ちなみに 四つとした訳は、 「幽霊たち」「鍵のかかった部屋」に比べると、 「ガラスの街」はちょっと話の筋が粗いかな、と思ったから。 ぜひ残りの2作も読んでくださいね。 「鍵のかかった部屋」のラストなんか 最高にかっこいいです。 『ガラスの街』のブログを 読んでいただきありがとうございました! 読み終わったら、ポチッとクリックを! |
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ガラスの街は偶然図書館で見かけました。手元に文庫本があるのですが、そのうち購入したいです。個人的には「孤独の発明」と「鍵のかかった部屋」がベストかなと思います。 |
ファンショー 2009/12/10 11:00 |
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