番外・2010年の中学生・高校生の読書感想文課題図書 期待度 ☆☆☆☆ ここ数年、意外な掘り出し物があって 個人的に楽しみにしているのが 夏休みの読書感想文の課題図書。 (2011年の課題図書はこちらです) やっぱり目利きがいるんですね。 中学生以上の本はなかなか大人でも楽しいんです。 2010年は、バンドのポルノ・グラフティが絡む話とか、 だいぶ柔らかなお話が出ていました。 (全体の感想は一番下にまとめてあります) ★課題図書の一覧と一言です 中学生の2010年の課題図書はすべて読みましたので、 感想を知りたい方はリンク先のページをご覧ください。 総合的に一番書きやすそうなのは、「ビーバー族のしるし」です。 「明日につづくリズム」 ポプラ社 八束 澄子 因島出身のバンドの歌が支え、というところが… 内容・感想・感想文の書き方はこちらの「「明日につづくリズム」 「ビーバー族のしるし」 あすなろ書房 エリザベス・ジョージ・スピア 定番の外国モノですが、読書家の人にはオススメ。 読み手の差がはっきり出そうな内容です。 感想はこちらの「ビーバー族のしるし」からどうぞ。 「奇跡のプレイボール: 元兵士たちの日米野球」 金の星社 大社 充 これも定番の戦争モノですが、切り口が平成ならではです。 感想はこちらの「奇跡のプレイボール」をどうぞ。 続いて、高校生の2010年の課題図書は 「風をつかまえて」 日本放送出版協会 高嶋 哲夫 日本の北海道が舞台です。 感想や感想文のコツはこちらの「風をつかまえて これは楽勝です」をご覧ください。 「ハサウェイ・ジョウンズの恋」 白水社 カティア・ベーレンス 指定席の外国モノですが、アメリカ・オレゴンが舞台です。 感想はこちらの「ハサウェイ・ジョウンズの恋 難敵だ」をどうぞ 「インパラの朝:ユーラシア・アフリカ大陸684日」 集英社 中村 安希 女性版の深夜特急? 日本人女性が海外を放浪します 感想はこちらの「インパラの朝 10ページ読めば書ける」をどうぞ。 ほとんど読まなくても書けそうです。 でした。7月中には全部紹介できるかなあ、と思っています。 読んでみないと、読書感想文の書き易さ、とかは なかなか分からないですしね。 海外モノが必ず1冊というパターンは 2010年も守られました。 ★追記 夏休に間に合った 7月中どころか、20日前に6冊とも全部紹介できました。 今年の課題図書は楽だなあ、というのが 全部読み終えた上での感想です。 中学生なら「ビーバー族のひみつ」が一番オススメかな。 読む人によって、内容の違いもかなり出てきそうな 幅のある筋書きだから、感想文を読む先生も楽しいんじゃないかな。 参考になる本をビーバー族のひみつのページに上げておきましたが、 読書暦の厚みで押し切るのもカッコイイはず。 高校生ならば、「風をつかまえて」でしょうか。 やさしい小説で、高校時代の鬱屈を抱えている主人公、優輝という存在が、 さらに高校生に身近に感じられる気がします。 さらに、今年はダークホースとして「インパラの朝」。 ユーラシア・アフリカ大陸の旅ルポなんですが、 国の状況さえ知っていたら、数ページだけ読めば 読書感想文を書くことが可能、という恐ろしい課題図書です。 (できれば全部のページ読んでくださいね) 7月、8月は「風をつかまえて」 9月になったら、「インパラの朝」 をお勧めします。 『2010年の中学生・高校生の読書感想文課題図書』のブログを 読んでいただきありがとうございました! 読み終わったら、ポチッとクリックを! ![]() ![]() |
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