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12歳で100万円ためました!  韓国の子どもが体験したこと

2006/07/28 18:09
12歳で100万円ためました!−本当のお金持ちになった女の子のお話−
 感想☆☆☆ キム・ソンヒ 桑畑優香訳
       はまのゆか画       インフォバーン
 今年のもう1つの読書テーマ、
 お小遣いまたは金銭教育の本です。
 韓国で、実際にあった話を元にした童話のようでして、
 小学4年生くらいならば、
 十分、自分でも読めるような内容です。
 大人向けの金銭教育の本はたくさんありますが、
 子どもも読める本は珍しいと思います。
 ふりがなもしっかりついているので
 児童小説のように読むことができます。

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 ★赤いウサギ
 12歳で100万円ためました!―本当のお金持ちになった女の子のお話ネタバレしない程度に簡単に内容を紹介すると、
 韓国の幼稚園の女の子、エダミは
 ある日、赤いウサギを拾います。
 実は、このウサギは貯金箱で、
 いままでに色々な人との出会いと
 別れを繰り返していました…
 というところから、
 徐々にお金にまつわる色々な経験を
 していきます。
 お手伝いから始まって、お金の貸し借り
 フリーマーケット、ついにはネットショップまで。
 なかなかすごい展開ですが、
 お金にまつわるトラブルときちんと出てきています。

 ★子ども自身が体験できるような
 主人公の女の子の視点からの本なので、
 読んでいると、女の子の体験がよく分かるよう書き方。
 小学生が1人でするには難しいようなことも、
 この本を読むと、擬似体験できるような構成で、
 お金の貸し借りなど、子どもたちが出会いそうな問題は
 幅広くそろっていて、けっこういい感じでした。
 「きれいなお金を好きにならなくてはいけません
 というアドバイスもしっかりしていて、
 読書感想文には向かないかもしれませんが、
 夏休みにオススメの本という気がしました。

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かしこい子どもを育てるおこづかいトレーニング 年齢×400だ

2006/07/26 21:36
かしこい子どもを育てるおこづかいトレーニング
 感想☆☆☆☆ 岩下桂子 学研
 夏休みになって、おこづかいが足りない、
 という子ども向けの本。
 子どもに必要なお金は
 全部子どもに任せる、という
 大胆な方法を紹介していますが、
 これはけっこう効果があるかもしれません。

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 ★お小遣いの基準は?
 かしこい子どもを育てるおこづかいトレーニング―お金のやりくりで生きる力が身につく簡単に内容を紹介すると、
 まず大切なのは、お小遣いの基準です。
 これは 「年齢×400円
 と、けっこう太っ腹です。
 ヨーロッパやアメリカでは月ではなく、
 週ごとに与えるのが基準だとか。
 で、アメリカでは週1ドルが多いので、
 円に換算すると、月400円、となるそう。
 円換算の誤差と
 週単位が月単位になる部分で、
 実際はちょっと値切られてますね。
 ちなみに、同じ計算でお父さんのおこづかいは
 40歳で1万6000円。
 かなりきついです。

 ★決算書が大切
 それでも、子どもにしてはかなりの額のよう。
 でも、服とか消耗品の文具、
 さらに映画やおもちゃなどは全部、子ども。
 突然、くる習字セットとか裁縫セットなど
 学校で必要なものの半額は親が出すそうですが、
 やっぱり大変みたいな感じです。
 でも、いちばんの特徴は、
 「決算書」を出させること。
 ここで、お金の感覚が鍛えられるのですね。
 起業家としてのセンスを磨くことに
 つなげる工夫ができれば、
 企業家教育につながりそうだと思いました。

 追記(2006/8/29)
 著者の岩下さんからコメントをいただいて、
 「子どもをニート・フリーターにしないために
 というブログを教えていただきました。
 この本以上のアイデアもありますので、
 どうぞご覧下さい。 

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子どもを伸ばすお片づけ お片づけは人生の基礎だ!

2006/06/21 18:52
子どもを伸ばすお片づけ
 感想☆☆☆ 辰巳渚 岩崎書店
 「捨てる技術」の辰巳さんは完全に
 お片づけ専門のライターになってしまったのかなあ、
 と思いつつも、この本は子供にお片づけを取り組ませるか、
 というのがテーマ。
 ビジネス書でも整理などが大きなテーマですが、
 子どものうちからマスターしているのがいいのは確か。
 三歳から十歳くらいまでのお子さんを持つ親が
 主な対象となっている内容です。
 「できる子とできない子とではぐんぐん差がつく
 という怖い副題がありますが、
 実はお片付けが人生で大変なことになるからです。

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 ★人生の基礎
 子どもを伸ばすお片づけ―できる子とできない子とではぐんぐん差がつくその理由としては
 「他人の家が雑然と散らかっているのをうっかり
 目にしたときに感じる「いけないものを見た」という気分は、
 その人が「人生の基礎」を身につけないできたのかな、
 と感じさせるからなのではないでしょうか

 とはっきりしています。
 お片付けは「人生の基礎」なんですね。
 「ものと上手にお付き合いできる
 「人とともに上手に生きていくことができる
 「手や体を動かすことに基づいて生きていける
 という3つの要素がお片付けだからなんですね。
 
 ★具体的には
 と、お片付けの大切さ(怖さ?)の後は
 具体的にお片付けを身につける方法です。
 「片付けなさい」という前に、
 「定位置を決めておく
 「一定量を決めておく
 というのはやはり親が決めておくことだそうです。
 さらに子ども部屋の管理や
 食事、風呂場の片付けなど詳細に出てきます。
 「10歳には自立させよう」という内容ですから、
 できるだけ早くから取り組むことが大切みたいです。

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地震から子どもを守る50の方法 子どものための防災

2006/01/06 22:00
地震から子どもを守る50の方法
感想 ☆☆☆  国崎 信江 ブロンズ新社
地震から子どもを守る50の方法 日本にいる限り、避けられない地震
 その時、子どもの命をどう救うか。
 母親の視点から幅広く考えられています。

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 ★すぐに利用できる本です
 地震に耐えるための物理的な工夫、
 例えば、ガラス飛散の防止方法や
 暗闇対策など。
 さらには、非常に向けたストック品のリストなど、どれも具体的。
 企業名、電話番号、ホームページ
 とすぐに行動に移れるようにできているのも
 親切です。

 (゜O゜)まずは子どもの教育
 読み終えて感じるのは、
 知識と心構えの大切さです。
 地震を乗り切るための知識と行動を
 子どもにキチンと教えられるかどうか
 親の責任だと痛感しました。

 同じ著者が昨年末に出した
 『犯罪から子どもを守る50の方法』
 もぜひ読みたいと思わせる内容でした。

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平らな国デンマーク 「幸福度」世界一の社会から 本当に自由な子育てとは

2006/01/05 20:04
平らな国デンマーク 「幸福度」世界一の社会から
感想 ☆☆☆☆  高田ケラー有子 NHK出版
平らな国デンマーク―「幸福度」世界一の社会から
 ロッテルダムの教授が毎年行っている幸福度調査で
 デンマークは世界一である、とか。
 そのデンマークで出産を経験した著者が
 出産・育児環境を中心に、デンマークを紹介しています。

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 ★学校の違い
 文字通り自由、という感じの学校教育ですが、
 社会との接点を持たせる教育方法はとても参考になります。
 各クラスにあるクラスの人形が病院に入院したという設定で、
 病院にいって、そこで病院について教わる
 という授業などは、日本でもぜひして欲しいものです。
 また、言葉が遅い子どもには言語療法士がついて支援してくれるなど、
 まずは、遅れている点をそれぞれ補おう、という姿勢は
 自由の元となるのはまず個人の能力なんだ、
 ということが伝わってきます。

 (゜O゜)勤務時間も重要
 このほかにも、出産や育児、学童保育など
 きめ細かい支援の話がよく出てきます。
 やはり、子どもを支える社会システムがかなりしっかりしています。
 例えば、週の就業時間が37時間、というのも
 子育てを続ける上で大切なことだと思います。
 日本の40時間という週間就業時間が適切なのかどうか、
 という視点がないマスコミ報道などを見ていると、
 他国を知らない島国、日本のチイササを痛感します。
 心の広い子育てを考える場合、
 知っておくべきアイデアがたくさんある本でした。

『平らな国デンマーク 「幸福度」世界一の社会から』
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クローン人間 もう一人の私の前に

2005/05/20 21:36
クローン人間
クローン人間
 感想☆☆☆☆☆  粥川準二  光文社
 クローン技術の問題点を指摘しています。
 クローンの問題点は、別の人ができてしまう、
 つまり、もう一人の私という前に、
 人間の細胞を使って商売ができてしまう、というところだ、と主張しています。

 SFとは違う
 「ブラジルから来た少年」などのように、SF小説の中でもクローンは大きなテーマでした。いまや古典的なテーマかもしれません。
 でも、同じ人が2つできる、というようなことは実際にはなく、
 よく似た兄弟ができる、という程度とか。
 むしろ問題は、クローン人間ではなく、クローン・人間の部品。
 つまり、クローンで増殖した人間の体の一部が、商売になる、ということ。
 しかも、もとになるのは卵子などだが、この原材料は無料。
 つまり、プライバシーを守るために情報を出さないので、
 提供していた卵子などはタダで利用。
 しかし、この卵子を使う医師や研究者は特許で収益が出る、という不思議さ。
 この医療の異常さがよくわかります。

 女性の負担が大きい
 さらに、性別によって負担が大きく違うのも問題、という。
 卵子を提供するのは女性であり、排卵のための薬剤利用などでも
 女性ばかりが苦しむを味わう、という。
 代理母は子宮ガンになりやすい、とか
 不妊治療での排卵が実験に使われる恐ろしさ、とか
 こういう視点は男性には想像できるものではありませんでした。

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もっともっと運動能力がつく魔法の方法 こんなやり方で体育が上手に

2005/05/07 10:56
もっともっと運動能力がつく魔法の方法
 感想☆☆☆☆ 東根明人・宮下桂治 主婦と生活社
 運動能力の基本を楽しみながら育てるコーディネーション運動。
 最近注目されているコーディネーション能力を
 遊びの中ではくぐむためのドリル集です。
 昔のこどもたちが普通に遊んでいた外遊び。
 その中には、子どもたちの能力を引き出すための
 要素がいろいろ入っていました。
 それを体系的にしていくと・・・という話。

 運動能力の分類が
 もっともっと運動能力がつく魔法の方法―逆上がり・かけっこ・跳び箱がみるみる得意に!一般的に「運動神経」と呼ばれる能力は、
 実は「リズム能力」「バランス能力」「変換能力」
 「反応能力」「連結能力」「定位能力(空間認知能力)」
 「識別能力(操作能力)」の7つの能力が合わさったものだそうです。
 そして、それぞれの能力をどう伸ばしていくか、
 と分析を進めたら、この本のようなドリルができたそうです。

 競技別に取り組める
 紹介している遊びはかけっこ、跳び箱など基本的な運動から、
 テニス、野球、サッカーなど競技別のドリルもあります。
 どれも、楽しみながら遊べるようなものばかり。これで効果があるなら、
 とても楽しいことでしょう。

 ながら運動もあります
 スポーツ以外にも親子で遊べる運動や、
 日常生活で簡単にできるながらコーディネーション運動
 (片足靴下履きとか逆手はし、逆手歯ブラシなど)も積極的に取り組んでいます。
 ちょっと子どもと遊びながら、運動能力も高まる、というのはなかなか素敵。
 もちろん、運動不足の人がしていても、生活の改善にはなるでしょう。
 テレビの情報バラエティ番組で紹介されているダイエットや健康づくりにつながる
 簡単な運動のようなものも、たくさん紹介されています。  

読んでいただきありがとうございました! 
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