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サクリファイス

2008/04/16 22:06
サクリファイス
近藤史恵 評価☆☆☆☆ 新潮社

2008年の本屋大賞の2位になった
「サクリファイス」をやっと読めました。
2位になっただけの迫力がある内容で、
自転車のロードレース、という世界も新鮮。
優勝を目指すエースと、
そのエースの優勝を支えるために
犠牲(サクリファイス)となるアシストの物語です。

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★チームの中で
サクリファイスネタバレにならない程度にあらすじを紹介すると、
プロローグ1枚の後、
日本のロードレースチームのチーム・オッジに
所属するぼく、白石誓の視点から語られます。
ベテランのエース、石尾と
注目の若手、伊庭を要するチームの中、
白石はアシストとなりつつも、
石尾を抜く好成績をおさめ、
スペインのチームから注目される存在になる。
エース、石尾が3年前に起こした事故は、
若手つぶしのためだったという噂も流れる中、
ヨーロッパ遠征に行くのだが…
という展開です。
アシストに君臨するエース、という
絶対的な存在がこの小説を深くしています。

★プロローグが
読み終わってから見ると、
実はプロローグが痛切な小説なんです。
「教えてほしい。
 どこからやりなおせば、この結果を避けられるのだろう。
 後悔せずに済むのだろう。」
この言葉の持ち主こそ、この小説の主人公なんです。

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2008年本屋大賞はゴールデンスランバー

2008/04/08 21:56
2008年本屋大賞はゴールデンスランバー

ゴールデンスランバー個人的にはいまや、直木賞よりも
芥川賞よりも面白い本屋大賞。
2008年本屋大賞が今日、発表されましたね。
大賞受賞は、予想どおりというか、
伊坂幸太郎さんの「ゴールデンスランバー」。
ノミネート作品10作のうち、
実際に読めた本の中では、最も複雑な構成でした。
謎をひっぱる力と、スッキリしたラストが
魅力となった本でしたね。

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★ちなみに順位は
2008年本屋大賞の順位ですが、
大賞 ゴールデンスランバー 伊坂幸太郎 (新潮社)
2位 サクリファイス 近藤史恵 (新潮社)

3位 有頂天家族 森見登美彦 (幻冬舎)

4位 悪人 吉田修一 (朝日新聞社)

5位 映画篇 金城一紀(集英社)

6位 八日目の蝉 角田光代(中央公論新社)
7位 赤朽葉家の伝説桜庭一樹(東京創元社)
8位 鹿男あをによし 万城目学(幻冬舎)
9位 私の男 桜庭一樹(文藝春秋)
10位 カシオペアの丘で 重松清(講談社)
という具合でした。
「私の男」は直木賞受賞で、
「鹿男」はテレビドラマで、
けっこう売ってしまったから、本屋大賞では伸びなかったかな。
今まで読めたノミネート作は、8冊。
まだ感想を書いていない本もありますが、
本屋大賞」のリンク先からごらんください。

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ゴールデンスランバー 2008本屋大賞受賞しましたね

2008/03/23 07:31
ゴールデンスランバー
伊坂幸太郎 評価☆☆☆ 新潮社

ゴールデンスランバーは
ビートルズの曲からでした。
さらに、元はマザーグースの
「ゴールデンスランバー」にあるそう。
「黄金のうたたね」という意味でしょうか?
のどかな感じのタイトル「ゴールデンスランバー」ですが、
内容は、首相暗殺という物騒な展開です。
2008年の本屋大賞ノミネート作だけあって、
けっこう引き込まれてしまうタイプの本でした。

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★不思議な構成
ゴールデンスランバーネタバレしない程度にあらすじを紹介すると、
首相公選制で政権を奪取した金田貞義首相。
しかし、地元、仙台での就任パレードで、
リモコンヘリをつかった爆弾テロで暗殺され、
警察は強引な犯人包囲網を展開する。
犯人とみられた青柳雅春は、
その包囲網の中、逃走を続けていく…
という展開ですが、ネタバレはけっこう早くて…。
「事件のはじまり」
「事件の視聴者」
の2章では
リアルタイムに事件が展開するんですが、
3章「事件から二十年後」で、
いきなり事件関係者の事件後が分かってしまう。
その後、本章ともいえる「事件」が
三〇〇ページほどずっと続きます。
結果が見えているような感じでいくので、
ちょっともったいない感じです。
最後の章「事件から三ヶ月後」のラストを
印象的にさせるために、こういう構成にしたんでしょう。

★細かい伏線
ただ、これだけ変則的な時系列の構成をしただけに、
伏線はけっこうぴっしり詰め込まれています。
1章から3章までは全部伏線のため、
といってもいいくらいです。
特に、3章は登場人物すべてが伏線です。
最後まで読み終わってから3章を読むと、
書かれていない青柳のその後が
分かる、じつに渋い展開でした。

★仙台の地図
伊坂さんの本は仙台が舞台の小説が多いんですが、
この本の展開では仙台の地図があると、
もっと楽しめました。
けっこう逃げてますよ。

★追記
ついに、本屋大賞を受賞しましたね、伊坂さん。
人気があるわりに、
大きな賞はあまり受賞してなかっだけに
この本屋大賞受賞をきっかけに
もっと色んなひとに読んでほしい作家です。
と思っていたら、山本周五郎賞も
受賞しましたね。
やっと評価されるようになってうれしいです。

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映画篇

2008/02/04 20:54
映画篇
金城 一紀 集英社 評価☆☆☆

映画篇」というタイトルどおり、
映画をテーマにした短編5編が
少しずつ重なりながら、
最後にピタッとはまる構成です。
2008年本屋大賞ノミネート作だけの
楽しさが十分、満喫できる作品でした。

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★太陽がいっぱい
映画篇ネタバレしない程度にあらすじを紹介すると、
映画にまつわる短編で、
すべてニュアンスがかなり違います。
在日朝鮮人2人の友情がテーマの「太陽がいっぱい」から
謎の自殺で夫を失った女性が主人公の「ドラゴン 怒りの鉄拳
恋のためらい/フランキーとジョニー
 もしくは トゥルー・ロマンス

ペイルライダー」が続き、
最後は、ほのぼのとした家族が出てくる
愛の泉」です。

★ローマの休日は
いちばん、ほのぼのとしてお勧めは
最後の「愛の泉」ですね。
中表紙が「ローマの休日」の上映会の
ポスターになっているのが伏線です。
で、この上映会の話が、ほかの短編でも
チョコッ、チョコッと出てくるんです。
なんかあるなあ、と思っていると、
「愛の泉」でさらっと種明かし、という感じでしょうか。
ぜひ最後まで読みきってください。

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八日目の蝉

2008/01/29 20:59
八日目の蝉
角田光代 中央公論新社 評価☆☆☆

2008年本屋大賞ノミネートの
「八日目の蝉」です。
角田さんの話はどこか暗く、
あまり読まなかったんですが、
ノミネートということで読んだ次第ですが
やっぱり暗く、奇妙。

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★誘拐されて
八日目の蝉ネタバレしない程度にあらすじを紹介すると、
不倫相手の子供を誘拐してしまった希和子。
“薫”と名づけた赤ん坊とともに
東京から名古屋へと逃げ続けていく。
エンジェルという団体に潜んでいたが、
団体そのものがトラブルに巻き込まれ
再び西へ逃げ続けるが、最後の時を迎える。
そして、“薫”は成長してから…
という展開です。
女性の視点からずっと、
家族と子供というテーマを追い続けているので、
男性が読むと、とってもズレを感じてしまうかも。

★2つの視点から
逃亡する希和子が主人公の1章と
子供“薫”の視点の2章の
違いが作品に深みを与えていることは確か。
逃亡者としての迫力がある1章も
2章から見ると、ただの悪い女に見えて、
ちょっと冷めてしまうところがありました。
(女性でも2章に思い入れできる人は少ないのでは?)
逃亡部を後半にする工夫ができれば、
本屋大賞の有力候補になれたような…

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2008年本屋大賞のノミネートでましたね

2008/01/21 21:34
2008年本屋大賞のノミネートでましたね
2008年の本屋大賞のノミネートが
発表されましたね。
一番、面白い本がそろうのは
最近は本屋大賞ぐらいになってしまいました。
今回のポイントは
直木賞をとったばかりの
桜庭一樹さんがダブルであること。

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★選ばれた10作品は
今回ノミネートされたのは、
作品名の50音順で紹介すると、
『赤朽葉家の伝説』   桜庭一樹
悪人』        吉田修一
有頂天家族有頂天家族』     森見登美彦
映画篇』       金城一紀
『カシオペアの丘で』  重松清
『ゴールデンスランバー』伊坂幸太郎
『サクリファイス』   近藤史恵
鹿男あをによし』   万城目学
八日目の蝉』     角田光代
『私の男』       桜庭一樹
の10作品でした。
(リンクしているのは紹介のページへ)
半分読んでしまってました。

★個人的な意見として
で、読んだ半分のなかから考えると、
個人的には「有頂天家族」なんですが、
ドラマ化された「鹿男あをによし」は売りたいでしょうし…
と、軽め&ユニークな本が好きです。
読んでない本もこれから
ぼちぼち紹介しますね。

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有頂天家族 2008年本屋大賞の候補でしょうね

2007/12/21 21:39
有頂天家族
森見登美彦 幻冬舎 評価☆☆☆☆☆

「夜は短し歩けよ乙女」
の森見さんが再び京都を舞台に
書いた奇天烈な小説です。
なんと主人公は狸。
でも、狸は人に化けて、
人は天狗になって、
天狗は人に惚れて…
という不思議な世界で、
狸の「有頂天家族」の暮らしぶりを
紹介しています。
面白ろうてやがて哀しき、という感じで、
この本も2008年本屋大賞で
ノミネートされる気がしました。

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★京都の狸
有頂天家族
ネタバレ覚悟で簡単に内容を紹介すると、
京都に暮らす四兄弟の狸の
三男坊、矢三郎は如意ヶ嶽の天狗、
赤玉先生の面倒を見たり、
先生が天狗にしてしまった美女、弁天に
振り回されたり、と
不思議な暮らしをしている。
この暮らしを支えるのが、
狂乱しやすい長男、
蛙にばけてそのままの次男、
すぐしっぽが出てばれてしまう四男と
雷嫌いの母と暮らしている。
そして、いちばんの心の支えは
京都一番の狸だった父、
偽右衛門こと、下鴨総一郎だった…
という話です。
短編のような構成ですが、
徐々に家族のきずなが浮かび上がってくるところは
しっとりしていていいですね。

★阿呆の血
少ししかでて来ない父ですが、
存在感は抜群です。
阿呆の血のしからしむるところだ
という口ぐせで、
狸ならではの不思議なことをしてしまう。
例えば、京都・大文字焼きの夜などの
不思議な戦いとか。
森見さんの得意な空飛ぶ場面は
相変わらずの素敵な世界でした。

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鹿男あをによし ドラマの玉木宏さんと綾瀬はるかさんもいいかも

2007/11/07 22:30
鹿男あをによし
万城目学 幻冬舎 評価☆☆☆☆

鹿男あをによし」と
何を指しているのだか、
さっぱりわからないタイトルが魅力の一つ。
前作の、京都を舞台にした「鴨川ホルモー」も
タイトルだけだとさっぱりだけど、
読んでみると、実にしっくりくる話です。
(続編の「ホルモー六景」はこちらです。)
来年には、フジテレビ系列で、
玉木宏さんが“鹿男”
綾瀬はるかが相手役でドラマ化される、とか。
一癖ある玉木さんが見たいですね。
(本屋大賞にもノミネートされましたね。
でも、ドラマ化で本屋さんが売ろうとしなくても
売れてしまう本になったので、大賞はきぴしい気が…)

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★鹿男です
鹿男あをによしネタバレ覚悟で、簡単に内容を紹介すると、
教授から追い出されるようにして
「おれ」が赴任した奈良女学館高校。
1年A組の担任になったが、
遅刻してきた「堀田イト」と激突する。
ある日、突然、奈良公園の鹿から話しかけられ、
京都から「サンカク」をあずかって来い、
といわれることから奇妙な出来事が始まった…
という展開でして、
ココから先は神の歴史をもつ関西ならでは、の展開。
歴史が積み重なった奈良と京都、大阪が
うまく取り入れられた話ですね。

★オチがすごいなあ
鹿、キツネ、ネズミといろいろな
神の遣いがでてくるんですが、
最後に出てくるある人物が、
ぐっと話を引き締めます。
(有名な歴史上の人ですが)
奇天烈なストーリー展開と思わせておいて、
ぐっと歴史の重みで現実感を増す、
というテクニックはなかなかすごいです。

★追記 ドラマは
ドラマ「鹿男あをによし」なかなか楽しかったです。
若草山からの夕焼けのシーンは
とっても印象的ですね。
奈良を舞台にしたドラマはあまりないだけに、
古都・奈良のよさもしりたいですね。
もうちょっと鹿の人形が上手だったら、
☆五つです。

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悪人

2007/09/16 21:45
悪人
 感想☆☆☆☆ 吉田修一 朝日新聞社
 久々に読ませる犯罪小説でしたが、
 とにかく章のタイトルが不思議…。
 「彼女は誰に会いたかったのか?」
 「彼は誰に会いたかったのか?」
 「彼女は誰に出会ったのか?」
 「彼は誰に出会ったか?」
 と続いて、
 「私が出会った悪人」という5章です。
 彼女は2人ですし、
 悪人も誰が悪人か、ラストで
 はっきりと出てきます。

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 ★突然変わる展開が
 悪人ネタバレにならない程度に内容を紹介すると、
 福岡と佐賀を結ぶ国道263号にある三瀬峠。
 長崎市内の土木作業員、清水祐一が、
 福岡の保険外交員、石橋佳乃を絞殺した。
 しかし、警察の走査線には、
 石橋が一方的に熱を上げていた大学生しか、
 上がらずにいたのだった。
 一方で、祐一は出会い系サイトで知り合った
 福岡の販売員、馬込光代に乗り込んでいた…
 という展開です。
 淡々と事件が進む中で、
 突然、祐一と光代の出会いがあり、
 ここから急展開で、
 2人の関係を軸にした物語になるんですね。
 実際にあったような内容の事件ですが、
 この後半こそが迫力の源ですね。

 ★書き込まれた世界
 犯罪の構成は最初に示してしまうので、
 とにかく、細部を読ませる小説です。
 祐一を捨てた母親と、育てた祖父母。
 石橋佳乃の両親や、
 鬱屈していた光代などがとまかく細かい。
 登場人物それぞれの視点から
 三人称でつづられていく、神の視点の特性を
 存分に活かした展開ですね。
 しかも、小さな展開もけっこう味があって。
 無愛想なバスの運転手の一言とかが、
 ぐっとする小説でした。

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風が強く吹いている 箱根駅伝が舞台

2007/04/27 00:20
風が強く吹いている
 感想☆☆☆☆ 三浦しをん 新潮社
 本屋大賞の候補作をまた読みました。
 対象を取った「一瞬の風になれ」と同じく
 陸上競技をテーマにした小説ですが、
 ショートスプリントの「一瞬の風になれ」に対して、
 「風が強く吹いている」は長距離の華、
 箱根駅伝が舞台です。
 高校生と違って大学生が主人公だけに、
 陸上生活との別れ、という裏テーマが
 後半はかなり切実に心にしみます。
 
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 ★ハイジと走
 風が強く吹いているネタバレしすぎない程度に、簡単に内容を紹介しますと、
 寛政大学4年生の清瀬灰二(ハイジ)は、
 銭湯帰りに万引きして逃げる蔵原走に出会う。
 走のあまりに見事な走りぶりに、
 「走るの好きか?」と声をかけ、
 走は、竹青荘の十番目の住民となった
 実は、存在すら忘れられていた陸上部の寮で、
 ハイジはたった10人で箱根駅伝を目指すと宣言する。
 天才的な才能を爆発させる走、
 漫画にはまる王子、
 国費留学生で陸上と縁がなかったムサ、
 愉快な双子のジョータとジョージ、
 東北の村出身で、庶務もこなす神童、
 司法試験にも合格した才人、ユキ、
 ニコチン中毒の留年生、ニコチャン、
 クイズ大好きのキングといった
 個性的な面々を、
 監督として優れたハイジがまとめ上げ、
 ついに箱根路に挑む…
 という展開です。
 読んでいても、実に安心できる展開なんです。
 
 ★ランナーの孤独
 駅伝ならではの描写は
 後半二百ページで現れます。
 十区間を出場選手それぞれの独白を交えながら、
 じっくりと書き込まれていきます。
 駅伝の肉体的な感覚の表現よりも、
 精神的な部分の描写が非常に冴えています。
 「俺は知りたいんだ。走るってどういうことなのか」。
 こういう勧誘の言葉に対して、
 実は10人の答えが並べられた小説でもあります。
 また、葉菜子さんというヒロインもいい感じでして、
 青春小説の楽しさもきっちり盛り込んだのが
 また評価が高いところでしょうね。
 
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タイトル 日 時
本屋大賞が決定  大賞は……一瞬の風になれ
本屋大賞が決定  大賞は……一瞬の風になれ 本屋大賞は「一瞬の風になれ」 2007年本屋大賞が決まりましたね。 ...続きを見る

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2007/04/05 21:21
レインツリーの国 図書館内乱の小道具ですが
レインツリーの国 図書館内乱の小道具ですが レインツリーの国  感想☆☆☆ 有川浩 新潮社  図書館戦争シリーズの第2部、  図書館内乱の中に登場してくる本  「レインツリーの国」。  小牧幹久副班長と、  幼馴染の中途難聴者、中澤毬江が中心人物となる  「恋の障害」ですごい小道具で使われる本が、  本当に読めてしまう、といういたずらですね。  図書館シリーズなど、有川浩さんの本はこちら    人気blogランキング  ご協力お願いします!  ★ブログからの出会い  ネタバレしない程度に、簡単にあらすじを紹介しま... ...続きを見る

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2007/04/02 21:31
図書館危機 再び戦闘へ
図書館危機 再び戦闘へ 図書館危機  感想☆☆☆☆ 有川浩 メディアワークス  図書館シリーズ3作目です。  今回は、全体を通して大きな事件がありまして、  1巻のような派手な戦闘シーンも。  中休み的だった2巻とは  だいぶ深まった印象です。    人気blogランキング  ご協力お願いします!  ★茨城で決闘  ネタバレしない程度に、簡単にあらすじを紹介しますと、  図書特殊部隊に配属されている笠原郁は、  上官の堂上班長に憧れてつつも相変わらず反発。  今回は、昇任試験でも助けられます。... ...続きを見る

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2007/03/28 23:55
図書館内乱 図書館の戦いの連作
図書館内乱 図書館の戦いの連作 図書館内乱  感想☆☆☆☆ 有川浩 メディアファクトリー  「図書館」シリーズの第2巻です。  図書特殊部隊として、メディア良化委員会と  戦う、というすごい設定はそのままで自作へ。  前作「図書館戦争」が  (「図書館戦争」の紹介はこちら)  大きな1つの流れの長編だったのに対して、  この「図書館内乱」は短編集のような構成です。  キャラクターの位置づけが安定したこともありますが、  パターン的な描写が多くなった気が  ドラマor映画を予告させるような雰囲気です。  ... ...続きを見る

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2007/03/27 18:33
図書館戦争 図書館でラブコメ戦争??
図書館戦争 図書館でラブコメ戦争?? 図書館戦争  感想☆☆☆☆ 有川浩 メディアワークス  近未来の図書館を舞台にした  SFコメディ??  図書館シリーズとして、  注目されているシリーズを  ようやく読めました。  この本も「本屋大賞」ノミネート作。  今週は、本屋大賞ばっかりです。    人気blogランキング  ご協力お願いします!  ★闘う図書館  ネタバレしない程度に、簡単にあらすじを紹介しますと、  「メディア良化法」という法律で、  厳しい検閲が実行されている日本。  その中で、書物を... ...続きを見る

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2007/03/26 21:28
一瞬の風になれ ドン 本屋大賞が楽しみ
一瞬の風になれ ドン 本屋大賞が楽しみ 一瞬の風になれ  感想☆☆☆☆☆ 佐藤多佳子 講談社  「一瞬の風になれ」の第3部「ドン」。  3日つづけての紹介ですが、  「一瞬の風になれ」というタイトルに  ずっと込められていた思いが爆発する最終部。  主人公の努力系スプリンター、神谷新二と  天才スプリンター、一ノ瀬連、  そして、ライバル高校の鷲谷仙波との  100メートル走、  そして4継(100×4リレー)の決着がつきます。  (第1巻「一瞬の風になれ イチニツイテ」  第2巻「一瞬の風になれ ヨウイ」 ... ...続きを見る

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2007/03/25 20:15
一瞬の風になれ ヨウイ 春野台高校2年目
一瞬の風になれ ヨウイ 春野台高校2年目 一瞬の風になれ  感想☆☆☆ 佐藤多佳子 講談社  「一瞬の風になれ」の第2部「ヨウイ」  努力家のランナー、神谷新二と  天才スプリンター、一ノ瀬連。  第1巻では、中学卒業から高校1年まででしたが、  第2巻は、1年のオフシーズンから、  陸上部の主軸となる2年生が舞台になります。  新二と連の競争も楽しいですが、  ライバル校、鷲谷もまた  重要な存在に育っていて、  2巻もすいすいいきます。  (第1巻「一瞬の風になれ イチニツイテ」  第3巻「一瞬の風になれ ... ...続きを見る

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2007/03/24 14:24
一瞬の風になれ イチニツイテ 2007年本屋大賞です
一瞬の風になれ イチニツイテ 2007年本屋大賞です 一瞬の風になれ  感想☆☆☆ 佐藤多佳子 講談社  「一瞬の風になれ」  高校陸上部の短距離選手を  主人公にした小説にピッタリのタイトル。  今度、国分太一君主演で公開される  映画「しゃべれどもしゃべれども」  (以前の感想にリンクしています)  の原作を書いた佐藤さんの新作ベストセラー。  3部作なので「イチニツイテ」です。  (第2部「一瞬の風になれ ヨウイ」  第3巻「一瞬の風になれ ドン」  はこちらから)    人気blogランキング  ご協力お願いしま... ...続きを見る

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2007/03/23 11:59
名もなき毒 毒の複雑な意味
名もなき毒 毒の複雑な意味 名もなき毒  感想☆☆☆☆ 宮部みゆき 幻冬舎  やっと読みました、「名もなき毒」。  杉浦三郎さんが主人公になる  「誰か」の続編だったとはつゆ知らず。  前作「誰か」の事件の話や、  人物設定などがかなり引き継がれているので、  未読の方はぜひ「誰か」からどうぞ。  でも、後書きなどではまったく触れられてなく、  幻冬舎にしては不親切な作りに  減点してしまいました。  (ということで本当は5つ星です)  「2007年読者大賞」の  ノミネート作品の1冊です。 ... ...続きを見る

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2007/03/01 18:26
番外・2007年本屋大賞ノミネート作品 読みたい本ばかりです
番外・2007年本屋大賞ノミネート作品 読みたい本ばかりです 2007年本屋大賞ノミネート作品  いつのまにか、2007年本屋大賞ノミネート作品が  公表されていたんですね。  本屋さんが選ぶ、という意味では、  一部の選考委員の趣味に左右されてしまう賞よりも  よっぽど信頼すべき賞なんじゃないか、と。  個人的には、一番いい文学賞だ、  と最近は思っているんです。  一部の趣味人にとらわれずに、  マスの読者が選ぶ「本屋大賞」の功績が  もっと評価されてもいい気がします。  (前回の直木賞を指しているつもりはありませんが…) ... ...続きを見る

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2007/02/19 20:01
ミーナの行進 こころ安らぐ芦屋暮らし
ミーナの行進 こころ安らぐ芦屋暮らし ミーナの行進  感想☆☆☆ 小川洋子 中央公論新社  独特の世界をつくる小川洋子さんらしい話でした。  美しくも、喘息をわずらうクオーターの美少女、ミーナと  芦屋の豪邸ですごした日々を舞台にしています。  現在、小川さんが住んでいる芦屋が舞台、  ということですが、贅沢な暮らしを描きつつも、  どこかホロリとくる小川さんらしい部分は  健在でした。 ...続きを見る

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2006/07/30 15:11
終末のフール  地球滅亡を迎える普通の人々
終末のフール  地球滅亡を迎える普通の人々 『終末のフール』  感想☆☆☆☆☆  伊坂幸太郎 集英社  直木賞とか、映画の原作とかで  この頃、よく名前を聞く小説家、伊坂さんを  この本「終末のフール」で初めて読みましたが、  ちょっと不思議なSFのような設定の中で  普通の人々の暮らしが描かれています。  異常な混乱状況の中で  「どう生きるか」ということが突き詰められています。 ...続きを見る

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2006/04/22 20:53

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