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不撓不屈 税務署との戦いとの映画の原作

2006/06/28 07:35
不撓不屈
 感想☆☆☆ 高杉良 新潮社
 公開されたばかりの映画「不撓不屈」の原作です。
 高杉さんの小説の映画化は久しぶりの気がしますが、
 滝田栄、松坂慶子、三田村邦彦さんとなかなか渋い配役。
 「飯塚事件」という事件すら知らなかったので、
 手にとってみました。

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 ★苦学の税理士が主人公
 不撓不屈ネタバレしない程度に粗筋を紹介すると、
 飯塚毅は、苦学して税理士になった。
 しかし、国税庁キャリアを論破したことなどで国税庁と対立。
 “別段賞与”の解釈を巡って、国税庁から告発され、
 事務所員4人が逮捕される…という展開です。
 ここから、国会議員の助力を得たりして、
 国税庁、大蔵省と戦っていくところが見どころで、
 国会の委員会や、裁判の場面が沢山出てきます。
 国会議員は実名で出てきますので、
 リアルに伝わってきます。

 ★税制が難しい
 税制の解釈が争点で、
 問題の“別段賞与”が現在では法的に認められていない、
 というので、税に関係がないとちょっと難しい内容でした。
 昭和38年から約8年間、争われたそうですが、
 新聞では全国版であまり報道されてなかったので、
 いわぱ、忘れられた事件だったんですね。
 でも、税務署や国税庁との対立場面はなかなかの迫力で、
 しかもかなりドロドロの戦いの世界という感じ。
 このあと、主人公の会社はTKCという業界大手になってますが、
 一税理士を国税庁が痛めつけるような事件が
 今でもあるのかなあ、と思いました。

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