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さいはての島へ―ゲド戦記3  やっぱり竜はすごい

2006/01/09 20:00
「さいはての島へ―ゲド戦記」
 感想 ☆☆☆☆☆ アーシュラ・K. ル・グウィン 清水 真砂子訳 岩波書店
 ファンタジーの古典「ゲド戦記」ですが、
 スタジオジブリの宮崎吾朗監督が今度、映画化するので、
 読み直しました。
 ゲド戦記3作目の本作が映画ではメーンなので、
 10数年ぶりに読み直しました。
 (岡田君とか、菅原文太さんとか声優も決まってきましたね)

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 ★映画向きだなあ・・と
 ゲド戦記 3 さいはての島へ映画化される、という思いがあって読むので、
 視覚的イメージがこんなに強い巻だったのか、
 と改めて思いました。
 特に、竜がはっきり出ている場面が多いうえ、
 オーム・エンバーという最強の竜と
 カレシンという最古の竜がそろって出てきます。
 飛行シーンが素敵な作品が多い、スタジオジブリならば、
 やっぱり竜の飛行シーンはかなり期待したいです。
 しかも、主人公ゲドとアレン王子というペアもなかなかしっかりしています。
 1巻の「影との戦い」があってのゲド戦記
(前の紹介にリンクしています)とは思いますが、
 3巻もなかなかいい話です。
 
  (゜O゜)長たちが気になる
 もう一つの特徴は、ゲドとともに、魔法使いの学院を守る9人の長たち。
 個性的な長たちがそろっていて、なかなか派手な魔法も使われます。
 様式の長、守りの長という渋い面々もいて、
 こちらの描写も期待したいところです。

追記(2006/7/2)
 ついに映画「ゲド戦記」の試写会が始まったみたいですね。
 公開日までだいぶ近づいてきました。
 映画予告編や、三ツ矢サイダーのCMなどで
 原作とはかなり違うのは分かったので、
 どんな感想なのか、気になります。

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ゲド戦記  最高のファンタジーが映画でどうなる?

2005/12/13 20:55
『ゲド戦記』
 感想☆☆☆☆  アーシュラ・K・ル=グウィン 岩波書店
 宮崎駿さんの息子、吾朗さんが来年7月封切のアニメに
 「ゲド戦記」の映画化を選んだらしい。
 ファンタジーの古典的名作が「指輪物語」「ナルニア国物語」と
 相次いで映画化されました。
 ある意味、思索的な個性が目立つ傑作「ゲド戦記」ももしや、
 と思っていたら、さっそくジブリが映画化。
 宮崎アニメといっても息子さんだと、
 楽しみのような、不安なような・・・
 評価が気になります。
 ゲド戦記 1 影との戦い(追記 2006/7/29)
 ついに今日から映画「ゲド戦記」が公開。
 懸念していた絵の粗さや、
 声優さんの演技力、
 そしてなんといっても脚本に対して、
 酷評ばかりで正直、悲しいです。
 映画と原作は全く別の世界で、
 少なくとも原作はいい本です。
 (特に一巻から三巻まではすごいです)
 映画だけ見て、「ゲド戦記」を評価しないでほしいなあ
 と切に願いますし、
 映画だけで分からない人はぜひ
 原作を読んでくださいませ。
  
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 ★1巻「影との戦い」が最高
 今や6冊にも増えたゲド戦記ですが、当初は3冊セット。
 中でも第1巻の『影との戦い』がダントツで、
 感想としては星7つくらいです。
 アースシーという多島海を舞台に、
 後に偉大なる魔法使い「大賢人」になるという青年、ゲドが
 謎の影を相手に世界を放浪し、戦うのだが・・・という設定です。
 この影の正体がもうびっくりさせられる、実に深い存在。
 誰しもが戦い、そして誰にとってもおそらく最強の敵です。
 ぜひ原作読んでください。

 ★第2巻以降は・・・
 ゲド戦記 全6冊セット第2巻の「失われた腕輪」はテナーという少女が主人公。
 ゲドは重要な役割で現れます。
 そして、第3巻「さいはての島へ」。
 魔法の館の長としてアースシーをおさめる大賢人ゲド。
 相次ぐ災いを押さえ込むため、若いアレン王子をともなって
 最果ての地におもむき、死の国の境界で戦うという展開です。
 ここまでは大魔法使いゲドの活躍が中心で、
 とってもファンタジーらしい作品です。
 「世界のバランス」を考えて、魔法をむやみに使わない、
 というゲドの考えがあって、魔法のシーンはあまりないんですが、
 その分、出るととっても強烈です。
 (ゲドの師匠、オジオンは地震! まで魔法で収めてしまいます)
 一級のファンタジーとして楽しめます。

 (゜O゜)4巻以降は
 テルーの唄 (ゲド戦記 劇中挿入歌)と、3巻までがまとまって出版された後、
 十数年たって突然再開したのが4巻。
 この巻以降は、社会性が強く、
 ファンタジーらしくない。評価が分かれると思います。
 アニメにするならば、やっぱり1巻でしょう。
 (と思ったら、3巻が軸と知ってちょっとがっかりです)

 (追記 2006/6/14)
 「テルーの唄」が売り出されましたね。
 試写会もそろそろだし、いよいよ公開、という雰囲気。
 でも、どうしようかなあ、と悩む内容です。
 
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