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zoom RSS 制服捜査 田舎町を守る駐在の正義として

<<   作成日時 : 2006/12/03 21:21   >>

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制服捜査
 感想☆☆☆☆ 佐々木譲 新潮社
 田舎町の駐在を主人公にした
 珍しい警察小説でした。
 刑事ではなく、駐在を主人公にすると、
 別の側面からの犯罪の背景が
 色濃く映し出されていました。
 
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 ★実在の事件を下敷きに
 制服捜査ネタバレにならないように、簡単にあらすじを紹介すると、
 10年を超える刑事経験を持つ主人公、
 川久保篤巡査部長は
 (警察の階級では下の方です)
 北海道警釧路方面の
 広尾警察署志茂別町駐在所に
 単身赴任して、いろいろな事件に直面する。
 いじめを受けていた高校生が行方不明になり、
 疑問の残る交通事故死で発見された「逸脱」、
 外国人研修者を受け入れていた酪農家で
 一家の主が殺された「遺恨」
 など、5つの中短編が連作となっています。
 町が抱える問題が徐々に明らかになっていき、
 13年前に少女が行方不明になった仮装祭が
 再び行われるという「仮装祭」で
 はっきりとした結末を迎えます。
 逸脱の事件を初め、自殺した代議士など
 現実に起きた事件が下敷きになっている作品もあり、
 現実感が増しています。

 ★駐在の正義とは
 北海道の小さな町が舞台なので、
 これほど事件が起きるわけはないし、
 駐在と本署の分離も、別の意味があってのものですが、
 その辺りはこの本ではあまり取り上げられていません。
 防犯協会など、警察と親しい組織などとの軋轢が
 陰のテーマになってきています。
 「地域に赴任して長い駐在警察官として
  もっとも望ましい正義の実現
」を
 考えている主人公は、
 職業倫理と組織の対立を認めつつ、
 自分の倫理を異質な形で貫きます。
 そこが大人のテクニックというのでしょうか。

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佐々木譲 『制服捜査』
{{{ 内容(「BOOK」データベースより) 警察官人生二十五年。不祥事をめぐる玉突き人事のあおりで、強行犯係の捜査員から一転、単身赴任の駐 在勤務となった巡査部長の川久保。「犯罪発生率、管内最低」の健全な町で、川久保が目撃した荒廃の兆 し、些細な出来事。嗅ぎつけた“過去の腐臭”とは…。捜査の第一線に加われない駐在警官の刑事魂が、 よそ者を嫌う町の犯罪を暴いていく、本物の警察小説。 }}} ...続きを見る
しろねこ日記
2006/12/03 23:05

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コメント(2件)

内 容 ニックネーム/日時
いつも楽しませていただいてます。
私も本好きなので新しい本を買う時など参考にさせていただいてます。
これからも頑張ってください。
ヒロロ
2006/12/04 11:14
ヒロロさん、コメントありがとうございます。乱読なんですけれど、つまらない本は書いていないつもりですので、またお寄りくださいませ。
ハムりんの読書
2006/12/04 21:41

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