アカペラ

アカペラ
山本文緒 オススメ本度☆☆☆ 新潮社

初めて読みました、山本文緒さん。
しばらく休まれていて、
復帰作がこの「アカペラ」。
実験的な独得な文体でして、
読みやすいんだけど、
どこか少しずつ引っかかってくるリズムで、
こういう書き方もいかせる、と思いました。

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すこしずつずれた愛情
ネタバレしない程度にあらすじを紹介すると、
少し壊れかけた祖父と健気に生きようとする
女子中学生、権藤たまこが主人公で
表題作になっている「アカペラ」、
東京に家出してから20年、
千葉の実家に初めて戻ったが、
居心地の悪い暮らしを続けつつも
昔の自分を振り返る「ソリチュード」
会長秘書として長年働きながらも、
リストラされてしまった姉と、
病気がちで働けない独身の弟の暮らしを
さらっと書いた「ネロリ
の三作品が入っていました。
あまりみないような組み合わせから
けっこう力技の展開をするので、
ラストはけっこうびっくりします。

★家族の暖かみ
三作品に共通しているのは、
背景にしっかりある家族のつながり。
家族全体としてはゆがんだり、
壊れているような環境で、
その中で祖父と孫とか、
母と息子、姉と弟という
個々の家族としてのつながりを
しっかり持っています。
暖かいんだけど、
どこかほのかに哀しい感じが
余韻を残しています。

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この記事へのコメント

Roko
2008年11月30日 00:17
ハムりんさん☆こんばんは
どんなにバラバラのようでいても、家族ってやっぱり家族なんだなぁって思いました。
山本さんは初読みなのですが、他の本も読んでみたくなりました。
ハムりんの読書
2008年12月02日 07:25
Rokoさん、こんばんは。
家族のつながりがいい作品ですよね。
「アカペラ」は山本さんの
ほかの本とかなり雰囲気が違うみたい。
他の本が私も気になります。

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