チャーシューの月 2013年の中学生課題図書 児童養護施設を知ってますか

チャーシューの月
評価☆☆☆☆ 村中季衣 佐藤真紀子 小峰書店

2013年の中学生課題図書です。
チャーシューの月」は
児童養護施設で暮らす子どもたちを
主人公にした、課題図書には珍しい小説です。
子どもたちを美化することもなく、
そのまま描くにはちょっと難しい世界ですが、
一つのアイデアを持ち込んで、
中学生向けにやさしく紹介しています。

★明希の記憶
ネタバレしない程度にあら筋を紹介すると、
児童養護施設「あけぼの園」に明希という少女がやって来た。
同室で年上の美香はいやいや明希の面倒を見る。
チャーシューを見て、
外のお月さまが浮かんでる
など不思議な言動をする明希。
だが、明希の記憶方法がとても特殊で、
すべてを鮮明に覚えていることに気づく。
だが、この施設の子どもたちには、
この記憶は重い足かせとなっていた
……という展開です。
普通ならただただ重い話になるところに、
明希の特殊能力が変化球となって、
読み進めることができます。

★そのままの子どもたち
だからといって、子どもたちを美化することもありません。
施設内のあちこちにはびこる、
ちょっとしたいじめや問題行動も描いています。
一方で、教師たちも気づかない微妙な問題も
さらっと出てきます。
あいつらは、希望がもちにくいんです。わたしら、大人のせいです
という台詞の重みがとてもよく伝わってきます。

★感想文の書くポイントは
明希がどう育っていくのか、
というところがストーリーのポイント。
そして、見守るほうの美香も変わっていきます。
子どもたちの成長をどう捉え、どう解釈するのかが
この本の感想文のポイントかなあ。
もちろん、児童養護施設の存在にも
きちんと向き合って考えていく必要がありそう。
挿絵もあるし、ページ数も少ないので、
さらっと読み終えられるけれども、
書く前にはじっくり考えをまとめないと、
書き進めるのが大変かも。

ほかの課題図書は
番外・2013年読書感想文コンクールの課題図書
をご覧ください。

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この記事へのコメント

RARO
2013年08月10日 21:01
✿❀ぁりが(。◕ˇ∀ˇ◕人)㌧❀✿
助かりました
Himawari
2013年08月15日 14:27

助かったぁ
Tareme Panda
2013年08月20日 17:29
めっちゃ助かりました♪
ありがとです☆

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