フラダン 2017年 高校生課題図書

フラダン 2017年 高校生課題図書
評価☆☆☆☆ 古内一絵 小峰書店

2017年の高校生向け課題図書です。
フラダンとはずばり、フラダンスのこと。
高校生のフラダンス同好会が舞台の小説で、
青春小説なんですが、
やっぱり課題図書になる本は、いろいろ絡めてきます。
「フラダン」の場合はなんと「震災復興」です。

★虹の家族
ネタバレにならない程度に、あら筋を紹介すると、
福島県立阿田工業高校で水泳部を辞めた辻本を
フラダンへとスカウトし続ける長い黒髪の澤田詩織。
入る気などない辻本だったが、
少しになるクラスメート、林マヤの存在や
シンガポールから転入した来た美男子、柚月宙彦の登場で、
フラ同好会「アーヌエヌエ・オハナ」に入ってしまった
……という展開です。
「アーヌエヌエ・オハナ」とは
ハワイ語で「虹のファミリー」という意味だとか。
これも伏線なんですけど。

★書くポイントは
表紙の顔の絵が主要登場人物なので、
表紙を見返しながら読んでいました。
よくあるタイプのスポーツに打ち込む青春小説で、
最近、よく見るマイナー競技、という意味では、
フラダンはその典型かも。
でも、福島、を舞台にしているところが大きなポイント。
東日本大震災の後の復興の苦労が、さりげなく入ってきます。
「復興の話か」
と新聞のような社会派的な展開を思わせといて、
じつはさらに、もう一回転してくるのが、最大のポイント。
復興の苦労だけではなくて、
普通の、
本当にごく普通の人が向かい合う、
「人とのつながりって何」
というところまで話が広がっているところを
どう感想文にするかが難しいだろうなあ。
虹のファミリーが効いてくるのもここなんだけど、
小説としては、ちょっと詰め込みすぎの感じもしないでもない。

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