小沢主義 志を持て、日本人 リーダー不在の国をどうするか

小沢主義
 感想☆☆☆ 小沢一郎  集英社
 元自民党の豪腕幹事長にして、
 現民主党当初の小沢一郎さんが
 「日本改造計画」以来13年ぶりの
 書き下ろしの本だそうです。
 若い有権者を対象に開いている
 「小沢一郎政治塾」で話した内容に基づくせいか、
 比較的にやさしい語り口で読みやすい。
 内容的には、年金問題などに深く触れていないほかは、
 普通の有権者向けの内容でした。
 
 人気blogランキング  ご協力お願いします!
 ★政治家の話題が中心
 小沢主義 志を持て、日本人ネタバレにならない程度に、この本の要点を紹介すると、
 選挙、官僚、リーダーの条件、外交、教育など
 政治家がかかわる話題が中心です。
 最初に、政治家の条件として、
 一方で、農家に対する補助金のあり方とか
 日本の教育が抱えている問題点などを
 イギリスやアメリカの例と比較しながら、
 具体的に指摘しています。
 大まかな流れでは、
 米軍に依存する「吉田ドクトリン」に基づき
 高度経済成長と冷戦の中、
 富の分配と外交不在だった日本が、
 冷戦終了によって、アメリカの支援を失いつつあり、
 外交と内政両面で、しっかりした
 リーダーシップが求められている、
 という主張でした。
 教育の問題点では、
 地方自治体の教育委員会に対して、
 命令権を持たない文部科学省という、
 だれも責任を取らない体制がおかしい、
 という主張は新鮮でした。
 いじめ問題や、履修単位不足問題などで
 見られる学校や文科省の無責任な対応は
 こういうところに原因があるんだ、と思いました。
 
 ★自分の言葉に近い
 というような展開ですが、
 やはり、以前、読んだ安倍 晋三さんの
 「美しい国へ」と比べてしまいます。
 比べてみると、安倍さんの本が軽く感じます。
 自分の言葉ではないようなところがあった 
 「美しい国へ」に対して、
 「小沢主義」はきちんと小沢さんの言葉、という感じです。
 総理を目指して、幅広く書かざるえなかった安倍さんと
 嫌いなことは無視できる野党党首の差がでたのでしょうか?
 例えば、選挙運動で個別訪問が日本で禁止され、
 イギリスでは認められていることについては、
 日本もイギリスにならうべきだ、と主張されています。
 ところが、イギリスでは同一選挙区から
 世襲議員は立候補できないんですが、
 これにはまったく触れていません。
 この当たりは割り引いて読むべき本でした。

小沢主義』のブログを
読んでいただきありがとうございました! 
読み終わったら、ポチッとクリックを!
小沢主義←←ブログ継続の励みになります!!
小沢主義でにほんブログ村 本ブログへ

"小沢主義 志を持て、日本人 リーダー不在の国をどうするか" へのコメントを書く

お名前
ホームページアドレス
コメント