テーマ:文学賞

しんせかい 芥川賞受賞作は富良野塾の小説でした

しんせかい 芥川賞受賞作は富良野塾の小説でした 評価☆☆☆ 山下澄人 新潮社 第156回芥川賞に山下さんの「しんせかい」が決まりましたね。 表紙には癖のある平仮名で 「しんせかい」って書いてあって 新潮社装幀室にしては不思議な装丁だなあ、と 思っていたら、脚本家の倉本聰さんの字でした。 倉本さんの代表作「北の国から」の…
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番外・2015年直木賞の候補作品

番外・2015年直木賞の候補作品 2015年上半期の直木賞の候補作品が 公表されましたね。 2015年の三島由紀夫賞に続いて、 お笑いコンビ「ピース」の又吉直樹さんの 「火花」が芥川賞でノミネートされたので、 芥川賞が注目されそうですが、 本としては、直木賞がいいんですよね。 ★推理が多い 今回ノミネートされた…
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番外・本屋大賞決まりましたね 鹿の王とその女アレックス

本屋大賞決まりましたね ついにお待ちかねの本屋大賞が発表されましたね。 『鹿の王』 上橋菜穂子 KADOKAWA 角川書店 で、児童文学の本屋大賞は初めてではないかしら。 まだ、読めていないんですが…… 翻訳小説部門では、 『その女アレックス』ピエール・ルメートル 文春文庫が入賞しましたね。 これもクセのある刑事た…
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番外・2015年本屋大賞のノミネート

番外・2015年本屋大賞のノミネート ついにお待ちかねの本屋大賞のノミネート作品が 公表されましたね。 話題の本が多くなってしまって、 注目作品を発見する、という感じがなくなってしまって久しいですが、 今年も手堅い本が集まりました。 ★この10作品です 今回ノミネートされたのは、 『アイネクライネナハトムジーク』…
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番外・2013年の本屋大賞 ノミネートは1つ多い11冊

番外・2013年の本屋大賞ノミネートは1つ多い ついにお待ちかねの本屋大賞のノミネート作品が 公表されましたね。 今回ノミネートされたのは11作品もあります! なんでも、二次投票での10作品目が同点だったから、とか。 読む本が1冊増えてしまいましたね。 ★この11作品です 今回ノミネートされたのは、 『海賊とよば…
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番外・直木賞は朝井リョウさんと安部龍太郎さん

番外・直木賞は朝井リョウさんと安部龍太郎さん 2013年前半の直木賞に 直木賞は朝井リョウさんの「何者」(新潮社) 安部龍太郎さんの「等伯」(日本経済新聞出版社) が選ばれましたね。 また、読んだらご紹介しますが、 安部さんよかったですね。 「等伯」は上下2冊でけっこうあるんです。 長谷川等伯は利休との関係や 狩野…
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番外・直木賞ノミネート作 2013年前半

番外・直木賞ノミネート作 2013年前半 2013年前半、第148回の直木賞候補が発表されました。 今回の候補作は 朝井リョウさん「何者」(新潮社) 安部龍太郎さん「等伯」(日本経済新聞出版社) 有川浩さん「空飛ぶ広報室」(幻冬舎) 伊東潤さん「国を蹴った男」(講談社) 志川節子さん「春はそこまで 風待ち小路の人々」(…
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鍵のない夢を見る 女性心理を細かく描いた2012年直木賞受賞作

鍵のない夢を見る 評価☆☆☆ 辻村深月 文藝春秋 2012年上半期の直木賞作品です。 直木賞レースの胴元、文藝春秋から出ていますから、 受賞は妥当でしょうね。 細かな心理描写や さらっとした会話が的確で、 日本の私小説らしい短篇集でした。 ★鬱々とした心 ネタバレしない程度に、 「鍵のない夢を見る」のあらすじ…
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もういちど生まれる 直木賞残念でしたね

もういちど生まれる 評価☆☆☆ 朝井リョウ 幻冬舎 2012年上半期の直木賞候補作です。 最年少の受賞か、と話題になっていましたが、 一歩とどきませんでしたね。 内容的にとっても若い小説で、 いい感じの軽さをもっているんですが、 いまの選考委員には受けないような言葉づかいが 嫌われちゃったかなあ。 同世代の大学生た…
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楽園のカンヴァス 直木賞はどうかな

楽園のカンヴァス 評価☆☆☆☆ 原田マハ 新潮社 2012年前期の直木賞候補作品です。 アメリカのニューヨーク近代美術館、 MoMAの至宝の一つ、 アンリ・ルソーの名画「夢」を巡る ミステリー仕立てのお話です。 こういう視点の小説はあまり 日本ではなかったかなあ。 以前読んだ、「カフーを待ちわびて」よりも だいぶ…
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番外・直木賞ノミネート作 2012年前半

番外・直木賞ノミネート作 2012年前半 うっかりしてましたが、明日17日には 2012年前半の直木賞が決まるんですね。 今回の候補作は 朝井リョウさん「もういちど生まれる」(幻冬舎) 辻村深月「鍵のない夢を見る」(文芸春秋) 貫井徳郎「新月譚」(文芸春秋) 原田マハ「楽園のカンヴァス」(新潮社) 宮内悠介「盤上の夜…
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番外 直木賞「蜩ノ記」に決まりましたね

番外 直木賞「蜩ノ記」に決まりましたね 直木賞が葉室麟さんの「蜩ノ記」に 決まりましたね。 評判がいい本でしたし、 これまでのノミネート数から考えても 順当な結果でしたね。 個人的には、恩田睦さんの「夢違」にも 期待していたんですが、 やっぱり近未来SFには厳しいですね。 SF系とファンタジー系にも そろそろ直木…
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番外 2012年 直木賞・芥川賞の候補作

番外 2012年 直木賞・芥川賞の候補作 芥川賞と直木賞の候補作がまた発表されました。 今回は、割と常連の方が並びました。 個人的には、恩田睦さんか、 葉室麟さんに期待しています。 ★とりあえず直木賞候補は 伊東潤さん  「城を噛ませた男」 歌野晶午さん 「春から夏、やがて冬」 恩田陸さん  「夢違」 桜木紫…
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ビブリア古書堂の事件手帖 栞子さんと奇妙な客人たち 本屋大賞の候補作

ビブリア古書堂の事件手帖 栞子さんと奇妙な客人たち 評価☆☆☆ 三上延 アスキー・メディアワークス 最近、とっても人気の文庫本です。 「ビブリア古書堂」という優雅な名前から すぐに引っ張り込まれてしまう感じ。 さらっと読めて、いい気分転換になりました。 ★本を読めない男と本好き女 ネタバレしない程度にあらすじを紹介…
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下町ロケット 直木賞受賞おめでとうございます

下町ロケット 評価☆☆☆☆ 下町ロケット 池井戸潤 2011年上半期の直木賞受賞作は 池井戸潤さんの「下町ロケット」でした。 「鉄の骨」がすでに直木賞候補作になってますし、 (小池徹平さん主演でドラマになってましたね) 経済小説の分野で、いま一番の安定株ではないでしょうか。 「下町ロケット」というと、 大阪でロケット…
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恋しぐれ 直木賞候補作 蕪村を軸にした短篇連作集

恋しぐれ 評価☆☆☆☆☆ 葉室麟 文芸春秋 2011年上半期の直木賞候補作 「恋しぐれ」です。 葉室さんは過去にも直木賞候補作がありますし、 今回は文芸春秋の本だし、 直木賞受賞の可能性大の作品だと思います。 この7つの短編をつなぐ糸は 俳人・与謝蕪村の俳句です ★京都の蕪村 ネタバレしない程度にあらすじを紹…
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番外・直木賞候補作

芥川賞と直木賞の候補作がまた発表されました。 期待度が低い割りに、つい先取りして呼んでしまいたくなるのが、 直木賞の罪深さ。 また読んだらすこしずつ紹介します。 ★とりあえず直木賞候補は 池井戸潤さん 「下町ロケット」(小学館) 島本理生さん 「アンダスタンド・メイビー」(中央公論新社) 高野和明さん 「ジェノサイド」…
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ピエタ 音楽家ヴィヴァルディを描く

ピエタ 本屋大賞にノミネート 評価☆☆☆☆☆ 大島真寿美 ポプラ社 最近の日本の小説で、 傑作とひさびさに思える本でした。 抑えられた描写がよく、 なんといっても余韻がいい。 ヴェネチアの海の香りと ゴンドラ乗りの哀しい唄が漂ってきそうです。 ★ヴィヴァルディの死 ネタバレしない程度にあらすじを紹介すると…… …
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チボの狂宴

チボの狂宴 評価☆☆☆☆☆ マリオ・バルガス=リョサ 作品社 最近は本屋大賞ノミネート作ばかりでしたが、 今回からはようやく別の種類へ。 口直し的に選んだのが、ノーベル賞を受賞した リョサの最新作です。 語り口、構成そしてスケール感…… どれをとっても圧倒的な迫力。 久々に自信を持って星5つです。 ★ドミニカの…
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番外・2011年本屋大賞のノミネートが発表されましたね

番外・2011年本屋大賞のノミネート作 評価☆☆☆☆ 木内昇 集英社 よくよく振り返ると、 1月はいつも忙しいんです。 その最大の理由は、本屋大賞のノミネート作が 発表されるから! (直木賞の発表が1月にあり、 11月のノーベル文学賞受賞者の本が ちょうど翻訳される頃だから、というのもありますが)。 全部読んでいな…
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漂砂のうたう 漂砂としての武士は

漂砂のうたう 評価☆☆☆☆ 木内昇 集英社 昨日決まった直木賞受賞作「漂砂のうたう」。 タイトルが難しい作品で、 「のうたう」がなんとも。 内容はかなり通好みでして、 舞台は明治9年~10年の東京・根津の遊郭。 西南戦争が起きる一方で、 東京では三遊亭圓朝が落語を語っていた時代。 時代小説にしては ちょっと微妙な…
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番外・直木賞決まりましたね「漂砂のうたう」と「月と蟹」

直木賞が決まりましたね。 またダブル受賞と言うことで…。 木内昇さんの「漂砂のうたう」(集英社) 道尾秀介さんの「月と蟹」(文藝春秋) の2冊です。 じつは「漂砂のうたう」は手元にあるんですが、 どうも読みにくくて、進んでなくて……。 (漂砂のうたうの紹介はこちら) 表紙のデザインの絵の くずした感じからしてちょっ…
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蛻 もぬけ と読みます

蛻 評価☆☆☆ 犬飼六岐 講談社 直木賞候補作の時代小説です。 このタイトル「蛻」という字は、 初めて読みました。 「蛻」と書いて「もぬけ」と読む。 「虫」が「脱」けるから、 「蛻」だそうです。 では、何が「蛻」か、というと、 けっこう色々な蛻がありそうです。 ★御町屋という世界で ネタバレしない程度にあら…
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番外・直木賞と芥川賞の候補作品

平成23年もまた思うんですが、 年に一度の発表が普通の文学賞だと思うんですが、 直木賞と芥川賞はなぜ半年ごとなんでしょう? 毎回5冊ずつ突然、選ばれて、 という運び方もなんかモノ的すぎて…。 いい作品を選びたい、という気概が感じられません。 本屋大賞とはまた別に、 読み手1万人くらいで読み手が選ぶ 「平成ベスト10」 …
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番外・ノーベル文学賞おめでとう バルガス=リョサ

ノーベル文学賞おめでとう バルガス=リョサ ノーベル文学賞候補に 村上春樹さんが挙げられているのは なんかフシギな気がしていたんですが、 こんな超大物小説家が受賞するとは……。 村上春樹さんも応援していますが、 リョサには勝てないってのも納得してしまいます。 バルガス=リョサさんも確かにずっと ノーベル文学賞の候補者…
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パイの物語 パイという少年の漂流 映画ライフ・オブ・パイ」の原作

パイの物語 評価☆☆☆☆☆ ヤン・マーテル 竹書房 先日紹介した「ザ・ロード」に続いて、 Timesのここ10年のベスト100で ベストテン入りしていたのが、この「パイの物語」。 穏やかな装丁の感じといい、 文字の大きさといい、 高校生向けの読書感想文向けの本かな、と思ってました。 正直、ラスト50ページ前までは…。…
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ザ・ロード 究極の旅を描いたロードストーリーの極めつけ

ザ・ロード 評価☆☆☆☆☆ コーマック・マッカーシー 平凡社 朝日新聞が最近、 「ゼロ年代の50冊」という企画で、 ここ十年間の日本で発行された本ベスト50を選んでいます。 この企画自体が海外の新聞社のモノマネでして、 なんの説明もないまま黙って紹介する朝日新聞に??でした。 でも、朝日新聞のさらに不思議なところは、 …
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トマス・ピンチョン全小説 メイスン&ディクスン 本当に発売されるなんて…

トマス・ピンチョン全小説 期待度☆☆☆☆☆ ピンチョン 新潮社 実はまだ、1冊も出ていないんですが、 出る出るといわれて続けていた 新潮社の「トマス・ピンチョン全集」の 第1号の発売が終に決まりました。 待ちきれずに、旧訳の「V.」を 買ってしまってから半年。 ちょっと微妙な気持ちです。 でも、池澤夏樹さんの世界文…
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神去なあなあ日常 

神去なあなあ日常 感想☆☆☆☆ 三浦しをん 徳間書店 2010年の本屋大賞のノミネート作です。 三浦しをんさんもそろそろ受賞してもよさそうですが、 「1Q84」がレベルが違う存在なので、 今年は大変かなあ、、 本屋大賞も来月20日発表まであとわずか。 全作品読破したので、それまでには全部紹介しますね、 この「神去なあ…
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テルマエ・ロマエ 阿部寛さん主演で映画化とは

テルマエ・ロマエ 感想☆☆☆☆☆ ヤマザキマリ エンターブレイン 数週前に「王様のブランチ」で 紹介されていたので、読んでいたんですが、 なんとマンガ大賞2010に選ばれていたんですね。 納得の選択でして、目利きがいるんですね。 手に取りにくいような、大胆な表紙ですが、 それ以上に大胆なアイデアで、 笑わせますが、な…
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