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help リーダーに追加 RSS 西遊記 三蔵が災難に出会う訳は

<<   作成日時 : 2006/03/28 18:56   >>

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西遊記
 感想☆☆☆☆☆ 中野美代子(訳) 岩波書店
 昨日の「ブスの瞳」に続いて、
 今日もフジテレビのドラマの原作の「西遊記」。
 (追記 2006/5/26
 香取さん悟空は映画化も決まったんだそうです。)
 香取慎吾さんの悟空と、深津絵里さんの三蔵
 伊藤淳史さんの八戒、内村光良さんの沙悟浄
 の組み合わせがなかなか楽しいドラマでした。
 といって、岩波文庫で10冊100話という対策で、2カ月かかりました。
 ようやく読み終えたら、ドラマが終わっている、という状況で、
 ちょっと先に原作を読んでおく、という方針とはだいぶ違った結果に。
 珍しくドラマを見て、読もうと思ったからなんですが、
 でも、原作はやっぱり面白い。
 中国の四大奇書と呼ばれるだけのお話です。
 でも、長すぎるので、最後に珍しくネタバレします。
 映画化には間に合ったので、
 それまでに読みたい人の参考になれば…と。
 
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 ★老子が出てきたから
 西遊記〈1〉三蔵法師と孫悟空、猪八戒こと猪悟能、沙悟浄の4人組が
 仏教の経典をいただくために、唐から天竺の大雷音寺まで旅をする、
 というのはもう有名な話。
 で、なぜドラマを見て読もうと思ったか、というと、
 ドラマに老子が登場したから。
 老子といえば古代中国の大思想家ですし、
 中国の道教で崇め奉っている伝説上のお方。
 なんで、仏教の経典を求める話に出てくるのかなあ、と思ったら、
 なんと原作は道教の世界観がとても色濃く反映されていて、
 仏教の御仏以上に老君(老子です)は重要な人物なんです。
 ドラマの脚色かと思っていたら、
 実は結構、原作に基づいていたんですね。
 (ドラマの大倉孝二さんのような
 ちょっと変な老人ということはありません)

 (゜O゜)実は試練なのだ
 で、読了してわかったのが、もう2つの謎。
 「なぜ三蔵法師はこんなにおかしな事件に次々と会うのか」
 「なぜ怪物たちが、実は仏様のペットだったりすることが多いのか」
 という2つの謎の答えはなんと
 「この旅そのものが三蔵法師自身の試練だから」。
 しかも、悟空はこれが試練だ、ということを知っているんですね。
 「師匠は如来の説法のとき、うっかりうたたねしちゃったことがあるんだ
 と言っているんですから。
 このミスを償うために、仏典を取りに行くという厳しい試練に会う。
 これが西遊記なんですね。
 だから、悟空はしょうがないお師匠さんだなあ、と思いつつ、
 三蔵を救い続けるんです。
 となると、怪物たちが仏様の関係者?がとっても多いのも
 納得です。


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 ★ここから粗筋


 巻ごとに紹介します。半角数字は第×話という意味ですが、
 うまくまとまらないところもありました。
一巻
 1孫悟空誕生 2道教などで修業して如意棒入手 3天に弼馬官として勤めるが不満で天と戦う。斉天大聖と名乗る 4桃を盗み、ついに征伐を受ける 5真君と戦い、ついに孫悟空がつかまる 6八卦炉で燻され、目が赤くなる。如来と争い、五行山の下に押さえられる 7如来が経典を伝えるため、観音を長安に派遣する。途中、悟浄、八戒、悟空、馬になる竜王の子と会い、同行するよう説明する。 8易者を装った観音に、雨の量を占わせた竜王が、雨の量を変えたため、天に罰せられることになる。命乞いを唐の太宗にする 9部下の魏懲が夢の中で竜王を切ってしまう。 10地獄に太宗が行き、寿命がのびる。
二巻 
11太宗が地獄から戻り、地獄であった餓鬼の法要をする 玄奘が観音から金の袈裟をもらい、出発を決める 12熊、寅、ヤギの化け物に襲われるが、金星に救われる 13孫悟空が加わり、頭に冠をかぶせる 14竜の馬が加わる 15観音院の僧が袈裟を取ろうとして放火するが、その間に黒風山の化け物が盗む 16黒熊の妖怪に、観音が悟空を丹にして飲ませて、退治する 17高老荘の娘婿になっていたブタの妖怪を追い出す 18ブタの妖怪が八戒と分かり、仲間にはいる 19,20黄風嶺の妖怪と戦うが、三蔵をさらわれる 
三巻
21黄風嶺の妖怪にさらわれた三蔵の様子を孫悟空が蚊に化けていくと、霊吉菩薩が風を止められると離しているのを聴き、菩薩の助力を得て、取り押さえると黄色いテンの化け物だった  22八戒が流沙河で戦うが、観音に話すと、沙悟浄と分かり、木叉(もくさ)行者が仲介して仲間入りする 23綺麗な三人娘の家に泊まるが、化け物だったことを知り、八戒がだまされる 24万寿山五荘観で、鎮元子の家に泊まるが、人参果を孫悟空、八戒らで三つ勝手に食べてしまう24 ごまかそうとして孫悟空が木ごとぶち壊すが、鎮元子が怒り、四人を捕まえる 25孫悟空が東西などを飛び回り、観音から樹を蘇られる甘露水をもらい、蘇らせる 26化け物の黄ホウ怪が化けて三蔵を捉えようとするが、悟空がぶちのめしてしまう。しかし、三蔵は悟空の乱暴を怒り、追い出してしまう。 27悟空は花果山に帰り、その隙を狙って、黄ホウ怪が三蔵を盗む 28三蔵は黄ホウ怪の妻にこっそり協力してもらい、妻の国の宝象国に至るが、宝象国まで化け物がやってくる。八戒が戦うがかなわず悟浄がさらわれる。 29馬の竜も戦うが、ようやく逃げ出す。悟空を呼び戻すことを求める。 30悟空が戻り、黄ホウ怪の子を殺して、黄ホウ怪を呼び出し、退治する。実は天上界の星だった。
四巻
31 金角、銀角兄弟が登場。銀角が八戒を誘拐する32 沙悟浄と三蔵も誘拐され、悟空は山の下に閉じ込められる。しかし、山の神を脅して山をどかし、虫に化けていくと、吸い込む瓢箪の秘密を知る33 偽名を使うが、偽名で応えても瓢箪に吸い込まれてしまった悟空。だが、虫に化けて脱出。34 騙し取った瓢箪に銀角を吸い込む。金角は火を起こす芭蕉扇で反撃。さらに叔父の狐阿七大王も援軍に駆けつけるが、八戒にやられる。そして金角も吸い込むが、実は道教の太上李老君の部下をつかって三蔵一行を試していたのだった。35 宝林寺という寺を悟空が脅して一行が泊まれるようになる36 悟空の夢に烏鶏国の王が現れ、王が謎の道士に殺された、と告げる。そこで、狩りに出てきた王子を、ウサギに化けた悟空を追わせて、真実を告げる37 王子が母親と会い、父親が代わったことを確認する。八戒が井戸の中から王の遺体を担いでくる。38 悟空が李老君から金丹をもらい、王を生き返らせる。そして、道士をやっつけようとすると、文殊菩薩が出てくる。実は文殊菩薩の象だった。39 牛魔王の子という妖怪が現れる。 40 牛魔王の子、紅ガイ児に三蔵がさらわれる
五巻
41 牛魔大王の子、紅ガイ児という化け物と戦うが、猛火に苦戦する。龍王の助力で水を注ぎ込むが聞かない。観音様への援助を八戒に頼むが、観音に化けた紅ガイ児にだまされて誘拐される。  42父親にばけた悟空が紅ガイ児をだまそうとするが、ばれる。観音様に頼んで、蓮台に座った紅ガイ児を捕らえ、善財童子にする。 43黒水河で三蔵と八戒が流される。龍王のおいだったので、西海の龍王の太子が退治して、三蔵を救う。 44 荷車を引く僧に遇うが、三人の道士と雨乞いを争って雨が降らなかったため。一行は宮殿に泊まるが、夜、悟空、八戒、悟浄は道士の捧げ物を食べてしまう。 45 3人はだまして道士におしっこを飲ませる。国王が一行を捕まえようとするが、雨を降らせる対決をする。道士たちが祈るが、集まってくる神たちを悟空が脅して雨を降らせない。逆に三蔵が雨を降らせるが、王は龍を見たいといい、悟空に呼ばれて龍が現れる。 46道士と一行は高い位置で座禅で対決するが、悟空が邪魔を見抜いて逆に相手を落とす。さらに、板の向こうの物を当てる対決にも勝ち、入れ物の中の物を当てる対決にも勝つ。その後、首を切られても大丈夫な争いで、虎の化け物が死に、腹を切る争いでは、牡鹿の化け物が死に、最後に煮えたぎる油に入る対決で、羊の化け物が死ぬ。 47通天河を渡ろうとする一行は、娘と子どもを化け物に捧げる家に泊まり、八戒と悟空がいけにえの変わりになる。 48 化け物は河の魚だった。しかし、化け物は河を凍らせた後、先を急ぐ三蔵が通ったときに氷を割り、三蔵を捕まえる。 49 川底で悟浄と八戒が戦うが、捕まえれない。悟空が観音に助力を求めると、実は観音の池から逃げた金魚で、魚カゴで捕まえる。すると、金魚に巣を取られていた大亀が現れ、一行を背中に乗せて通天河を渡してくれる。 50 ○を描いて中で三蔵たちを待たせて悟空が食料をとりに行くが、その間に○を出た三蔵がまた魔物につかまってしまう。そして、悟空と戦うが、白い光る輪で如意棒を取られてしまった。
六巻
51 玉帝から援軍を求め、ナタク太子が戦うが、また武器を輪で取られる。次に火徳星君が来るが、これも輪に取られる。さらに、黄河水伯が水攻めにするが、門を閉められて失敗。しかし、悟空が忍び込んで如意棒などを盗み返す。 52 悟空が洞を焼いて、武器を取りもどす。三人で戦うが再び武器を取られる。羅漢が与えた金丹砂で抑えようとするが、これも輪に取られてしまう。終に李老君のところにいくと、ここから逃げ出した牛で、輪は鼻輪だった。 53 三蔵と八戒が子母河の水を飲んで妊娠してしまう。妊娠を解く為、悟空と悟浄が落胎泉の水を盗み出す。 54西梁女人国で三蔵がつかまるが、王と結婚するふりをして通行証を受け取る。そして、抜け出そうとするとき、女の化け物に三蔵がさらわれる。 55救いに行った悟空と八戒は刺されてしまう。老婆に化けて現れた観音からさそりの化け物と聞き、昴日星官に援助を求めると、星官が化け物をやっつける。 56 山賊に襲われたが、悟空がやっつける。やっつけた悟空が三蔵の怒りを買い、追放される。 57悟空が観音に泣きつく。しかし、悟浄と三蔵のところに悟空が現れ、三蔵をなでていためつける。さらに花果山に行くと、悟空がおそってくるが、悟空は観音のもとから離れていなかった。 58二人の悟空が直接対決するが、見分けがつかない。観音、玉帝、三蔵、地蔵菩薩も区別できず、釈迦如来が六耳ビコウという猿だと見抜き、捕まえ、悟空が打ち殺してしまう。 59 火炎山に道がふさがれるため、火を消すための芭蕉扇を牛魔王の妻で、紅ガイ児の母、羅刹女から脅し取る。しかし、渡されたのは偽者で火が消せなかった。 60 火炎山は実は悟空が天界で暴れたときにもらした炉の火だった。さて、悟空は牛魔王に化けて、また羅刹女から芭蕉扇を盗み出す。
七巻
61 八戒に化けた牛魔王に芭蕉扇を悟空が渡してしまう。八戒が助けて、他の神々の助けも得て、ついに牛魔王を取り押さえ、芭蕉扇で火炎山の火を消して通過する。 62金光寺で三蔵が塔の掃除をすると、魔物に遇う。塔にあった宝物を万聖老龍王が盗んだからで、悟空が取り戻しに行く。 63婿の九頭ふ馬を悟空と八戒で戦うが、九頭虫になって八戒を水中に引きずり込んでしまう。救いに行った悟空と八戒は宮殿を壊して、龍王も殺してしまう。さらに二郎神の助けも得て、九頭虫は二郎神の犬に頭を齧られ、命からがらに逃げていく。盗まれた霊芝草を返す。 64 荊棘嶺を抜ける途中、古木の松などの化け物と三蔵が詩を愉しむが、つかまったところを悟空に救われる。 179 小雷音寺という偽の寺に着き、妖怪につかまる。悟空も金のジョウバチに閉じ込められるが、星たちの援助で脱出する。黄眉老仏と戦うが、白い袋を投げられると、みんなつかまってしまう。悟空は脱出するが、妖怪との大群と戦うことになり、援軍を求める。 66天尊、国師王菩薩の部下とともに責めるが、みな捕まる。そこへ弥勒が着て、黄眉童児が後天袋を盗んで逃げたという。瓜に化けた悟空を食べさせて、責め、弥勒が取り押さえたので、三蔵たちは解放された。 262駝羅荘で村人を苦しめる怪物と会う。大きなうわばみで悟空が腹から突き抜けてやっつける。八戒が汚い稀柿ドウを清めて、通過する。 68朱紫国で病に沈む王と会う。金の糸で王に触れずに悟空は脈を取る。 69 悟空が龍馬の尿などで薬を作り、王に飲ませると病気のもとのもち米が出てきて直る。実は三年前に妖怪に后をさらわれ、驚きで粽が固まったのが病気の原因だった。 70 賽太歳という妖怪から煙と火の攻めを受ける。悟空は有来有去という部下の化け物に化けて后と会い、宝物の鈴を奪うが、落としてしまい、逆に閉じ込められる。
八巻
71 皇后の侍女に化けた悟空は、大王から鈴を騙し取る。そして、妖怪と外で戦い、お互いに鈴を使いあうが、偽物しかない妖怪は驚く。そこに観音が現れ、実は妖怪が観音の乗り物の犬だった。そして、紫陽真人が現れ、皇后にかけていた魔法、棕櫚の着物が毒針となった守っていたことを知らされる。72 盤糸洞で、七人の美女に三蔵が会うが、実は妖怪で糸に閉じ込められる。女達が温泉に使っている間に、悟空は服を奪ってしまい、その間に三蔵を救う。一方八戒が温泉に入り、妖怪を襲うが、逆に虫の大群に襲われ、糸に閉じ込められ、女達に逃げられる。73黄花観という建物で、導師に会うが、悟空以外は毒を盛られたお茶を飲んでしまう。実は女妖怪の兄で、糸に閉じ込められる。 妖怪たちは土地の神からクモの化け物と知り、クモを殺す。そして、老婆に化けた観音から毘藍菩薩を教えてもらい、菩薩の刺繍張りで退治する。同士は大ムカデで、三蔵たちも毒が抜けて助かる。 74 老人に化けた太白金星から、獅駝嶺に三匹の魔王がいると教わる。悟空は嶺の伝令の化け物に化けて、悟空たちの来訪を伝えて、下っ端の魔物が逃走するように仕組んだ。 75 獅子と象と鵬が三魔王と分かる。悟空は陰と陽の瓶に閉じ込められるが、穴を開けて逃げだす。八戒とともに戻り、獅子と八戒、悟空が戦うが、悟空が獅子の腹に入る。そして、獅子が飲んだ薬酒を飲んだ悟空が酔っ払って暴れる。76 悟空は獅子を懲らしめて、外に出てくる。そして八戒と象が戦うが、八戒がつかまり、連れて行かれるが、逆に悟空が象とともに救い出す。しかし、三蔵の慈悲で象を放してやる。鵬の魔王の策略で先に言った町に料理などを用意しに、一行が訪れたときに、悟空たちと戦い、その隙に三蔵がさらわれる。 773人が捕まり、悟空も逃げ切れずにつかまる。しかし、悟空が見張りを虫で眠らせて逃げ出し、如来に会いに行く。すると、如来は文殊の獅子と、普賢の象、そして如来がかかわる鵬の変化と分かり、みな捕まえる。 78比丘国で、美女に心を奪われた王の治療のために子ども達の心臓が捧げられるというので、悟空が救いにはいる。子ども達を土地神たちに運ばせる。一方、王が三蔵をとらえにきたので、三蔵と悟空が入れ替わる。 79 悟空が美女の父親と戦うが、南極老人星の乗り物の白鹿だった。そして美女は白狐の化け物だった。お祝いの宴が開かれ、子ども達ももどってくる。 80地湧夫人 三蔵が山中で縛られた女性を救うが、怪しんだ悟空が捕まえる。禅林寺にたどり着く
九巻
81 三蔵が体調を崩す。一方、寺で小僧達が何ものかに食べられていることを悟空が知る。怪しい女が現れ、捕まえようとするが、靴を身代わりにして逃げ、ついでに三蔵をさらう。無底洞というところに逃げたとしる。 82怪物は三蔵と結婚しようとするが、鳥に化けた悟空が宴席のご馳走を台無しにする。さらに、悟空は三蔵に怪物を庭に出ささせ、桃に化けて怪物の腹に入り、三蔵を開放させる 83化け物は再び三蔵をさらって逃げる。追いかけた悟空は供えられたものから、ナタ太子と李天王の義理の娘になったネズミの化け物と知り、二人にあって、退治させる。 84 和尚を一万人殺そうとしている王の国、滅法国に入り、一行は馬の商人を装う。長持ちの中で眠るが、長持ちごと盗まれる。助かるが、王宮に連れ行かれるため、悟空が人の頭をみんな剃ってしまって、ピンチを脱する。 85 妖怪に八戒が囲まれ、悟空が救い出す。しかし、全員が戦っている間に三蔵がさらわれる。 86 偽の生首を渡して、三蔵が死んだと欺く。洞に入り、怪物南山大王と戦い、殺すと、大きな狼だった。さらに探って三蔵を一緒につかまっていた樵とともに救い出す。そして、もう一匹の妖怪を八戒がやっつけると、豹だった 87 天竺の外れの鳳仙郡につく。三年雨がないというので、悟空が玉帝にお願いに行くと、郡の太守が天をないがしろにして供物をひっくり返したから、という。夫婦喧嘩でひっくりかえしただけだったので、すぐに供物を捧げて善行をほどこすと、雨が降り始めた。 88玉華県で、一行は3人の王子に棒やまぐわなどの武器の使い方を教える。武器を作りたい、というので貸し出すと、武器三つを妖怪に盗まれる 89豹頭山に住む黄金の獅子が盗んでいて、光るまぐわを祝って宴を開くというので、悟空ら3人が忍び込む。洞ごとやっつけるが、獅子の親分で、九つの頭を持つ九霊元聖がほかの獅子と攻めてくる 90 3人の王子や三蔵、悟空を含め、九つの頭に捕まる。しかし、悟空が脱出し、太乙救苦天尊の宮に行くと、天尊の乗り物の、九つの頭の獅子が逃げ出していたので、取り押さえてもらう。
十巻
91 金平府で、仏に油を捧げる祭りで三蔵がさらわれる。仏は妖邪で三人の大王だった。 92 悟空がホタルに化けて忍び込み、三蔵を逃がそうとするが失敗。八戒、悟浄もつかまり、悟空が救いを求めると、太白金星から犀の化け物と知り、犬に化ける四木禽星に退治してもらう。 93 仏のための金のレンガを敷き詰めたという伝説がある祇樹給狐園で一泊すると、長老の僧から、国王の公主というあやしい女が来たので、閉じ込めた、という話を聞く。 大天竺国に行くと、公主の夫を決めるための鞠が三蔵にあたる。 94 実は公主は化け物だったが、宴が始まる 95 悟空が公主と戦うが、公主は毛頴山という兎の巣穴がある山に逃げ出す。退治しようとすると、月の神様の太陰星君が来て、薬をつく玉兎だと告げる。公主は月のガマガエルで、ガマとケンカしたのだった。 96 僧侶一万人をもてなそう、としていた寇員外という富豪の一万人目としてとまる。 97 しかし、見送ってもらうときの豪華さに目をつけた強盗に当主が殺され、家族から三蔵一行が犯人だと訴えられる。一方、偶然一行は強盗たちから宝を奪い返し、返しに行くところを犯人と間違えられ、拷問を受ける。難を受けた後、悟空が化けて真実を伝えるとともに、黄泉の国から当主を生き返らせる。 98 ついに仏のところ大雷音寺に着き、河を渡ると、三蔵の死体が流れてくる。骨肉から脱却したのだ。しかし、進物を渡さなかったために、真っ白な経典を受け取る。しかし、仏の慈悲で風で白紙であることがわかり、今度は皇帝からの進物を渡して本物の経典を得る。 99 金剛たちに送ってもらうが、81の試練に一つ足りなかったために、通天河に落とされ、また長老カメに救われるが、カメの寿命を仏に聞き忘れたため、河に沈められる。村にたどり着いて、歓迎されるが、そっと抜け出すと金剛たちがまっている。 100 一行は金剛たちと飛び、皇帝に経典を渡す。そして、また天竺に戻って、経典の数と修行の日数が同じになる。三蔵と悟空は仏に、八戒、悟浄もそれぞれ菩薩になる。
 で終わり。最後は三蔵も悟空も仏になるんです。

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