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help リーダーに追加 RSS 一瞬の風になれ イチニツイテ 2007年本屋大賞です

<<   作成日時 : 2007/03/23 11:59   >>

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一瞬の風になれ
 感想☆☆☆ 佐藤多佳子 講談社
 「一瞬の風になれ」
 高校陸上部の短距離選手を
 主人公にした小説にピッタリのタイトル。
 今度、国分太一君主演で公開される
 映画「しゃべれどもしゃべれども
 (以前の感想にリンクしています)
 の原作を書いた佐藤さんの新作ベストセラー。
 3部作なので「イチニツイテ」です。
 (第2部「一瞬の風になれ ヨウイ
 第3巻「一瞬の風になれ ドン
 はこちらから)
 
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 ★天才の影で
 一瞬の風になれ 第一部  --イチニツイテ--ネタバレしない程度に、簡単にあらすじを紹介しますと、
 天才サッカープレイヤー健一を兄に持つ神谷新二は
 神奈川県相模原の春野台高校陸上部に入部する。
 幼馴染だけど、やる気のない
 天才スプリンター一ノ瀬連と
 ともに、短距離走に取り組んでいく。
 そして4継、つまり100×4リレーに
 のめりこんでいく…
 という展開です。
 3部作の導入部で、
 高校入学の時の部活動洗濯の葛藤から、
 初の大会、夏合宿、そして
 新人戦となる1年秋までを書き込んでいます。
 主人公の新二の視点で、
 次々と2人にかかわってくる事件を
 高校生らしい言葉でつづっています。
 陸上の楽しさに目覚める一方で、
 連の美しいフォームへのあこがれの気持ちとか
 とても繊細に表現されています。

 ★脇がいいなあ
 圧倒的な存在感を示している
 スプリンター、連は当然ながら、
 脇を固める仲間がいい本ですね。
 天然パーマで個性的な指導をする三輪先生、
 ちょっと気になる女子選手、谷口若菜、
 名門高校のエース、仙波と
 活き活きとした部活動小説です。
 が、一番ユニークなのは、
 最強最悪のジンクス王、浦木。
 風を気にし、方角を気にする。
 とってもいい味出しています。

 追記(2007/4/5)
 2007年の本屋大賞に
 「一瞬の風になれ」
 が選ばれましたね。
 3巻までの盛り上がりを考えると、
 当然のような…
 読んだ者としてとてもうれしい受賞です。

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