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八月の路上に捨てる 感想☆☆☆ 伊藤たかみ 文芸春秋 昨年の芥川賞の受賞作。 最近の芥川賞はとくに短くて、 さらっと読めました。 が、中身はどことなく不思議な展開。 離婚届を出す日の1日をつづった 表題作「八月の路上に捨てる」と 「貝からみる風景」の2つあります。 人気blogランキング ご協力お願いします! ★しみじみとした書き方 ネタバレしすぎない程度に、簡単に内容を紹介しますと、自動販売機の商品の配送をする僕、敦と 今日限りで職場が変わる女性ドライバー、水城さん。 敦も大学時代に知り合った智恵子との 結婚生活が破綻して、ちょうど 離婚届を出そうとしていた日だった。 よくある日常的な暮らしの中で、 すこしずつずれていった暮らしを 振り返る1日を描く… という展開です。 しみじみとした筆の運びで、 珍しい切り口を紹介しています。 ★軽い会話 不思議な空気感の原因は、 すこしかみ合わないような会話 の使い方のせいでしょうか? 特に、離婚が決まって智恵子と敦が 2人で思い出の場所を回る 最後のデートの場面。 嫌いなところを並べる作業になるんですが、 「好きなところと嫌いなところを数えて、 嫌いが上回っちゃうようになったら、 それ以上は駄目だよなあ」 という言葉。 不思議な感覚だなあ、と感心します。 『八月の路上に捨てる』のブログを 読んでいただきありがとうございました! 読み終わったら、ポチッとクリックを! |
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